「落選 文学賞」を含む小説

神戸新聞文芸公募に応募した作品。小説は原稿用紙7枚。随筆は3枚。 採用されれば小説は2万円、随筆は1万円もらえます。 腕試しと文章力の研鑽の為、時々応募。 傾向と対策としては「地…

 大正××年。今日も花街は色めきと陰りの最中にある。  花街で女郎たちに育てられた青年、朱門（あもん）は、ある日唐突に店を尋ねてきた祓い屋・辻屋とともに、花街で頻発しているとい…

＜あらすじ＞ 結婚を機に岡山に引っ越してきた頼子が、夫の好きな後楽園に連れて行かれ、後楽園を好きになる。 頼子の息子が不登校になった時も頼子は後楽園に行くことで心を癒した。不登校…

東横キッズのような少年少女を書きたくて、創作しました。地方の架空の歓楽街『Q界隈』が舞台です。 第６７回群像新人文学賞応募作品落選作を大幅に改稿しました。 少しずつ連載していきま…

第67回群像新人文学賞に応募して落選した小説で、カクヨムに掲載させていただきます。よろしくお願いします。

さびれた街でレストランを経営しているエンバー。赤字続きで、人を雇う余裕もなく困っていたところ、赤いスーツの男に声をかけられる。 男は「ジェームス」と名乗り、契約すれば悪い運を抜き…

しえんとはくせつ。 『僕』は隣で煙草を吸う『君』を見つめる。警戒心の壊れた猫のようなその目に満足する。壊れ続けてなお惨めに生きる姿に安心する。大学卒業まであと三年。20歳まであと…

坊っちゃん文学賞落選作品。せっかくなのでカクヨムで供養します。 3000文字ぐらいのショートショートです。

第一〇回世界公平文学賞は、「良さ」指数を用いた客観評価のみで選考を行うこととなった。最高の指数を獲得して受賞作となった作品はＡＩを用いた作品だったことを応募者が告白して失格を申し…

福島に関する純文学短編を公開していきます。 7/31：チャンステーマ（14枚）…阿波しらさぎ文学賞落選作 8/30：生きなおし（3枚）…ひなた短編文学賞落選作 10/6：ポエム…

落選して悔しかったけど文学フリマに行って救われた日々。

怪奇生物と呼ばれる存在がいる。河童、お菊、ルシファー、ミカエル、牛鬼、死神、ぬらりひょん、鳳凰、──人魚。 人間社会の裏で密かに活動する『領域治安部』は、古今東西で大きな脅威と…

【第60回「文藝賞」落選作品】 動画共有サイトでファミリーチャンネルを運営する家族のもとに生まれたぽぽちゃんは今年で高校生になる。みんなに愛されているはずのぽぽちゃんは、ぽぽちゃ…

甘やかされている弟に苛立ちを募らせていた蓮はある日、不意の事故から居合わせた吸血鬼と共犯になり、弟を見殺しにする。 吸血鬼、奏は告げた。 「僕は吸血鬼。血を貰うけど、あなたを殺さ…

巨人、ププルとピピルの兄弟喧嘩と世の明暗がリンクする あたらよ文学賞落選

【第60回「文藝賞」短篇部門落選作品】 中学二年生の「わたし」は、転校してきた彼「みちる」と出会う。埋められない寂しさが交差する教室で、わたしたちは成長していく。

小学5年の時に両親が離婚し、「家族」という「制度」に懐疑的な思いを抱いていた豊は、家庭を省みることなど少なかった。だから妻から離婚を切り出されても動揺などしなかった・・・が、その…

どこまでも自分に自信のない「ヨウちゃん」。 そのその自己肯定感の低さは一人暮らしを始めても、恋人ができても変わらなくて……。 第2回川端康成青春文学賞落選作

不思議ちゃんなタオと、それに振り回されるシズの日常の一コマ。 2022年坊っちゃん文学賞落選作。

アルコール依存症ではないか。そんな不安を抱える還暦前の男が、埼玉県朝霞市でドタバタを演じる私小説のようなもの。 埼玉新聞主宰の埼玉文学賞落選作品を改変しました。