概要
昭和の夏の日の亡き父との旅が、家族を見つめ直すきっかけでした
小学5年の時に両親が離婚し、「家族」という「制度」に懐疑的な思いを抱いていた豊は、家庭を省みることなど少なかった。だから妻から離婚を切り出されても動揺などしなかった・・・が、その小学5年の夏に、やはり家庭に目など向けなかった父親と1回だけ半日の小旅行をした記憶が彼の心を次第に揺さぶり、そしてついに何十年も足を向けていなかった故郷・鹿児島へ衝動的に向かわせることになった。
平成30年に某文学賞に落選した作品を、加筆修正を加えて掲載します。
平成30年に某文学賞に落選した作品を、加筆修正を加えて掲載します。
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