「終わりの終わり 旅」を含む小説

誰かと、何かと、出会った時から……いや、出会う前から……始まる前からずっと、遠く遠く定まっていて決して消すことの出来ない"終わり"。私は、それが何よりも大嫌いだ。 ある日、私は…

主人公は一つの魂だった。一切の記憶がなく、とある世界の草原に1人ぽつんと存在していた。 何故か視覚、聴覚、嗅覚だけはある主人公は、1人の少年と会う。その少年はとある国の王族の1人…

「私はね、先生になりたいんだ」 銀光に輝く濡れた長髪を揺らし、淡い紺色の眼でこちらを見下ろした人影はそう言葉を紡いでいた。 魔法と科学が交錯した世界で、先生になりたい化け物と人…

心配性な高校生天音　矢波（あまね　やまね）は、目を覚ますと異世界に来ており、しかも魔導書になってしまった。 そんな魔導書になった天音を拾ったのは、クレアと名乗る少女だった。 クレ…

玉那覇クレアは工学部2年の女子大生。ゴシックロリータファッションを愛するごく普通（と本人は思っている）の19歳だ。 ある日、駅前で配れたチラシを受け取ったことがきかっけで、世界を…

◆あらすじ◆ 　折れた剣を携えて、一人の男が故郷に帰り着く。その傍らにはかつての友の影。 　勇者と呼ばれた友と旅したある男のエピローグのモノローグであり、或いは面影に語るダイアロ…

西暦2032年、ある一人のボードゲーム開発者が画期的なシステムを使ったボードゲームを発表した。 『バウガルドの酒場』。 このゲームのプレイヤーはその酒場へ転移させられる。 それは…

8月30日から31日にかけて書いた短編読み切りです。赤レンガとか、石畳とか、ちょこっと異国の雪景色を意識してみました。 謎の多い小説ですが、楽しんでいただけると幸いです。

真っ白な部屋で目覚めたレイチェルは、自身の記憶がポッカリと抜け落ちていることに気づく。生活に必要な知識、言語、思考はあるのに、眠りにつく直前までの自分に関する記憶がどこにもなかっ…

人類は失敗によって、人類は一度滅んだ。 その記録があっても、また滅んだ。 学べど、学べど。高い知能を持った生物は自ら身を滅ぼしていく。 少年少女はそんな時代に生まれた。 絶望と残…

荒れ果てた世界で少年と少女は旅をする。 生きるためではなく、良く死ぬために。

過酷な運命に弄ばれ、世界を呪っていた私に、濃霧の朝、不思議な出会いが訪れた。（「濃霧の朝ーSIDE Aー」と対になるお話です）

世界は終焉を迎えた。 街は崩れ去り、人々は死に征き、あらゆる文明は綻びを迎え始めた。 少女は、ただ歩いた。 美しく崩れ去る万象の記憶を、一冊の手帳に書き記しながら。 失われるも…

現状に漠然とした不満を感じ、大学を休学してバイクで旅に出たボクはある日不思議な女性と出会った。 （「濃霧の朝ーSIDE Bー」と対になるお話です）

ジャパリパークへようこそ！ ジャパリパークへの入園許可証はお持ちですか？ お持ちでないならパーク正門入口に向かって右側の入園許可証発行所へどうぞ！

田舎町で暮らす神谷利乃の夏休みは平凡な日常でありふれていた。 夏祭りの夜、幼馴染の真璃と行った花火大会で日常はあっけなく終わりを迎える。 【この世界は特殊コンタクトレンズＮＶ…

　世界の終わりを旅する記憶を失った男は、世界の果てにある街で、翠という名前の少女と出会った。

戦争と惑星の破壊の後 神は地球を三つの部分、悪魔、天使、そして人間の世界に分けます。 椿は、神を殺し、剣を集め、世界を支配したいという物語の主人公です

勇者が多くの仲間と共に魔王を倒した後の世界。 これは元勇者の仲間である魔法司書、格闘娘、魔法騎士が、バラバラとなった仲間を巡る旅の話