「終わりの始まり 魔法」を含む小説

　——余執（よしふ／執着）……由有り（よしあり／由緒や経緯。事情。わけがある）—— 　【神鎮め１と２】に連なる続編にして、３本目。前・後編（次なる本筋への合間の章）になります…

神話の時代、邪神が悪戯に世界に使徒を解き放った。 そして現代。 その使徒をモンスターと呼称しそれを狩る者がその今を象徴する時代。 自由を謳歌する国 レグルシス王国 そこには落ちこ…

何をやっても満足できない主人公が突如として現れた敵と戦うお話（超要約）。 ※今度ちゃんとしたの書きます。 ※超見切り発車で執筆してます。 書いたら投げる形式の為、不定期更新。

作家・進藤ケンの異色のベストセラー『世界創造物語』。その荒唐無稽な内容は、一部の人々から「世界の真実の書かれた書物」と言われていた。 進藤ケンの息子進藤シュウは、甲子園の夢が破れ…

ありふれた日常を謳歌していた一人の少女瑪瑙は、ある日突然異世界へと放り出されてしまう。 遺跡で目を覚ました瑪瑙は、偶然遺跡に訪れていた二人の少女リステルとルーリと出会い保護される…

上皇の皇子として生まれた少年、六尊。術式の才能が無かった彼は父親に冷遇され、ついには命を狙われた。一夜にして母を失い、家人を失い、皇族の身分さえ失った彼は、謎の声の導きで九死に一…

かの日に天から堕ちた火は人に栄華と誉れを与えた。 しかし人は野の獣と空の鳥、海の魚から草木に至るまで、己の欲で穢れさせ、それらを異形のモノへと変えた。 地は荒れすさみ争いが常とな…

最凶を目指して書く短編小説

「そうさね。あれは五十と余年も昔のこと。毒を喰ろうた娘がいたのさ。それが世界の終わりの始まりだったんだよ――」 　女が語って聞かせるは、おろかな娘の物語。そして世界を襲う痛烈な…

昔々、世界を終わらせる神が産まれた時、神々の時代の終わりが始まった。 神々は一族で争い肉体という器をなくし、その魂に『業』という名の傷をつけて長い眠りについた。 　時は流れ、神々…

物語には終わりと始まりがある。 登場人物すべてに物語があり、語り部が語るはほんの一部。 教室に残る十人の男女。時計の針は数字の十を指している。月を覆う濃い雲は淡い光を隠していた…

　物語は既に終焉を迎えている。 　勇者は苦難を乗り越え、人類の敵たる魔物の首魁、魔王を打倒した。 　その後の勇者の行く末を知る者はいない。 　風の噂では天に召し上げられただと…

　大陸古語で＜神に見放されし大地＞と綽名される国家――魔物が蔓延る広大な大陸で、唯一魔物に対抗する力を持つ存在たるその国は、『侵略王』の異名を取る現皇帝の治世の元、過去最大の繁栄…

その日、少女の世界は呪われた。 日に日に蝕まれ朽ちてゆく世界。挙げ句、姉達の謀略に嵌められた少女。 そんな絶望の中、少女は世界を救い出さんと大勝負を仕掛ける！ そして長きに…

西方大陸には昔から伝わるお祭りがあった。 ある時期に行われるお祭りは贅沢を尽くしたようなものではなかったが、人々が生きるための力となっていた。 メリナ、チルリルはそのお祭りを通し…

【改訂版：Ⅱ、7000PV～】読んで下さった方、本当にありがとうございます！ ※第一章と第二章で、始まりの７日間を描いています。正気を失った悪魔の女神が目覚め、あらゆる世界に終…

主人公は魔法省管理局・作戦立案部に所属するランディ。 ある日、秋葉原駅前で集団昏睡事件が発生。原因はおそらくキャパオーバー。現場に来たランディはこれが終わりの始まりだと悟る。 …

　今の世界が始まるよりもずっと昔、人々は神の恩恵を受け暮らしていた。人々はその恩恵を魔術、あるいは魔法と呼び、魔術を扱うのに特段優れている者のことを、”魔導士”と呼んでいた。 　…

火神竜二は火神紫苑の友人を訪ねるために、イギリス・ロンドンを訪れていた。その地でこの世に存在しないはずのドラゴンに遭い、事件に幕こまれていく竜二。そこに現れたのは魔導師の名を名乗…