「符」を含む小説

私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。 特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。 「《ユウナ》お…

天を衝く『白い塔』と地を覆う『赤い壁』が世に現れ、はや八年。人々は二つの異能『スキル』と『召喚符』の恩恵を受けることで白い塔の内部に広がる迷宮、ダンジョンから資源を獲得し、この新…

和風ファンタジー『悪霊まみれの彼女』『黄泉月の物語』を一つにまとめた改訂版となります。 主人公は、北海道在住の中学三年生の神無代和樹。 父を早くに亡くし、霊感持ちの占い師の母…

3章完結済み。 楽園編 天使――それは男にとって憧れを通り越して何かよく分からない概念と化した存在。 別に翼が生えている必要もない。輪っかを浮かべている必要もない。ただ魅力…

舞台は人間と妖獣が共存する国。 人に害なす獣や妖獣を倒しながら小銭を稼ぐ人と 人にも獣にも害なす妖獣を追って旅をする獣奇たち。 個々で行動していた彼らの道が繋がり、助け合いな…

無人販売所で「悲しい過去」が売られているのを気づいた主人公 悲しい過去をたくさん買っては免罪符として使う 悲しい過去があればだいたい許されそう！ ↓前回の投稿↓ 『食料の自動…

「情けは人のためならず」ということわざがあるが、これは、本来の意味とはまったく正反対の誤用されやすい話として考えられる。それは、まるでおとぎ話の浦島太郎の話のように、それが途中で…

少し遅れて、きょうから9月に詠んだ俳句を。先月ぶんに引き続き、一句に1エピソードを添えて。

『安定』って何だろう？

都市伝説が現実となって人々を脅かす"怪異"、古来から存在する"妖怪"。それらを倒す術を持つのは陰陽師の家系だけだ。現代でたった一人しかいない陰陽師の末裔である霊門寺アギトはいつも…

【簡単なあらすじ】 ショタ主人公目線でドアマットヒロインを助ける話。東洋風味。 【しっかりめのあらすじ】 この世界では誰もが精霊の加護を持つ。そして魍魎という脅威に曝されている…

　国境の修道院に母親と共に捨てられた、王の妾の子――王女・ヴィオレッタ。 　彼女は母親が病で臥せってからは、一人で写字塔に閉じ込められるような毎日を送り、写本技師として一生を終え…

私、符川和音。 今日から中学生。 トランペットの実力者。 大好きなおばあちゃんが死んでしまって、トランペットが思うように楽しめない……。 そんななか、私の「My music ファ…

　昔々のその昔。西域に、繁栄を謳歌したオアシス都市があった。しかし、その都市は悪逆非道の賊によって滅ぼされる。 　今、その都市に一人の旅人が訪れる。 　彼女は言う。 「よーし…

孫策（孫伯符）江東に建国した呉の王。小覇王と謳われ、武勇に優れる。 周瑜（周公瑾）孫策の妻。呉の王妃。戦場にも共に参戦し、特に弓術は孫策をも凌ぐほど。 董卓（董仲穎）漢の国の相国…

孫策（孫伯符）　小覇王と謳われる呉の国の王。洛陽にいる董卓打倒の機会を窺う。 周瑜（周公瑾）　孫策の幼馴染みで妻。密かに帝の血が流れている。女ながらに武芸に秀で、中でも弓の腕は孫…

孫策（孫伯符）　小覇王と謳われる呉の国の王。 周瑜（周公瑾）　孫策の妻。密かに帝の血が流れている。武芸に秀でて、特に弓の腕は孫策をも凌ぐ。 陸遜（陸伯言）　陸家に仕える青年。傍系…

孫策（孫伯符）　江東に呉を建国し、創始の王となる。武勇に秀で、小覇王と謳われる。 周瑜（周公瑾）　孫策の幼馴染みで妻。密かに帝の血が流れている。 陸遜（陸伯言）　陸家傍系の青年。…

主人公、宇別智(うべつさとし)は、九重結愛(ここのえ　ゆあ)のお願いの元、色んな女の子と交際していた。 ハーレム計画という男のロマンとしか思えない甘い響き。 しかしその実、中身は…