「竹刀 剣道」を含む小説

剣道の全国大会で何度か優勝経験のある私は「怒ると木刀で相手を打ちのめすとても怖い校長先生」と生徒たちに噂されている。 実際の私は、稽古や試合以外の場所では、竹刀すら人に向けたこと…

剣道好きの少年、達桐　剣司（たちきり　けんじ）は幼馴染の霧崎　刀哉（きりさき　とうや）と約束を交わした。 全国を懸けて、競い合おう。 その約束は剣司にとって『夢』となり、日々…

ささくれの擬音ってなんなんでしょう……？ KAC2024 4回目参加作品 お題:ささくれ

KAC20244「ささくれ」のために書いた短編です。

　自信をなくした高校生男子が名探偵志望の先輩（男）と組み、幾多の事件を解決して行く連作ミステリ。 　七日市学園は多様な才能の持ち主を求める私立高として知られる。異才が集う場である…

第二回の昭和天覧試合。府県剣士の部で、一刀と二刀、それぞれの最強と目されていた剣士たちが激突した。野間恒と志田三郎、彼らの勝負の決着の行方は。昭和剣道レトロロマン。「ぶっちぎり…

「絢斗のケントを掴んで気持ちよくなりたい。じゃなくて竹刀を握りたい。いや、もっとじっくり……」 この春入学した高校一年生で剣道部、幸精院　絢斗の竹刀を握れば夢が叶うと噂がたった…

『ふふーん、今日はすっごく楽しかったよ。また試合しようね！』 『さ、さっきのはちょっと油断しただけだ。次は負けねーぞ』 『じゃあ、再戦の約束』 幼いころの約束。心春を試合会場で見…

勝てない副将と揶揄される高校生剣道家――不動蔵人。 剣が振れない。竹刀を振れない。しかし、それでも負けることはない。 最後の大会も引き分けで終わりを迎え、引退式を終えた帰り道…

　令和の日本。防衛省の秘密組織『退魔防衛特務隊』に所属している東永 歴(とうえい れき)は、首都・東京を人知れず守っている陰陽師。そんな彼の一番の悩みは何故かよく現場に先着してい…

剣道一筋の高校生・石藤一哉は大学受験に失敗し途方に暮れていた。そんな彼の前に現れたのは、6年前に病死したはずの少女・荒木田惟、彼女こそ一哉が剣道を始める切っ掛けを作った人物で………

『KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～』参加作品 お題「二刀流」

刀を通して、深まる彼女との絆 剣士として、男と女として。 ２人の特別な思いで結ばれた物語が今始める。 ※竹刀の代わり真剣の刀を使う剣道を通して、主人公たちが成長していく物語を予…

高校一年生の高橋歩（たかはしあゆむ）は、一年前に交通事故で片腕を失くしてしまった。その結果、大好きだった剣道から遠ざかってしまう。ある日、なんとなく屋上を見たことがきっかけで、人…

※初投稿 ※作者は剣道未経験者です。 Twitterで竹刀を大切にする話を書きたいって言ったら21いいねをいただいたので書きました。 竹刀の簾はフォロワーさんのアイディアです…

かつて県大会でも優勝するほどの実力を持った剣道青年、しかしとあることがきっかけで竹刀を握ることをやめてしまった ところが故合って女子中学生の外部コーチをつとめることになり……

【概要】 村山李桃は、廃部となっていた剣道部を再建するため、祖母の言葉をヒントに『剣道三倍段』を掲げて部員を集めることにした。 しかし、李桃が間違った解釈をしてしまっていたために…

剣道が楽しくて仕方なかった少年は、それから数年して竹刀を置いた。 かつての少年を知る小狐は、大学生になった青年を見て言った。 「大丈夫や。八霧はきっとまた剣士になれると思うで。」…

　花房中学剣道部は県大会団体戦に参加することになった。一試合目の相手は優勝候補で既に先鋒は負けている。次鋒の試合を見ながら三年生の中堅、千歳が思うことは？ 　フィクションです。…

ちょっとうまくいかないことがあって、剣道をさぼりがちになった男の子、要輔。彼はある日言葉をはなす猫に出会う。でもそれが実は、付喪神だった・・・！ 付喪神の女の子、桔梗と要輔の青春…