竹刀
陰陽由実
竹刀
どうもこんにちは陰陽由実です。
KACも折り返し……あ、まだだった? どうも気が急いてしまうもので。
さて今回4回目のお題「ささくれ」ということだったので、僕が1番に連続したのは竹刀の手入れでした。
僕は数年ほど剣道をしていた経験がありまして、竹刀の手入れも割と日常的にしていたんですね。
竹刀でよくやっていたのがささくれの処理。
竹刀の主な原材料は言わずもがな竹。自然物です。
つまり繊維があります。
これが竹刀を使っていると繊維がばらけるようにボロボロになっていきます。つまりささくれを引き起こすのですね。
これ、放っておくと稽古中に飛び散ってとっても危険。目に入ったりしてしまうと最悪失明もんです。
なので稽古の前と後にはしっかりチェックを行い、手入れを行うのです。
試合などでは大会側がチェックを行い、合格したものにはシールを貼るなど見分けられるようにする場合もあり、割と徹底されています。
基本的には紙やすりで軽く取り除く程度ですが、酷いものは竹刀をバラしたりします。
ちなみに僕は竹刀をバラすことはできても組み立ては力が弱く、満足に組み立てられたことがありません……
閑話休題。
そんな手入れを怠れない竹刀なので、もちろん専用の手入れ道具もあります。
一見するとナイフのよう、しかし刃は無いに等しく、よく見れば変な凹みがついていたりする感じのやつ。
さすがに本格的に手入れする感じのものなので紙やすりに比べれば出番は少ないですが、使ってたらちょっとかっこいいな的なことは思ってました。笑
今はもう竹刀を持つ身ではないですが、手入れをする必要も理由もない竹刀を、自室の隅に数本立てかけてあります。
そういえばささくれで思い出した小さな思い出がありました。
僕の先輩方が竹刀の手入れをしていたときに聞こえてきた話し声なのですが、ささくれを擬音にするとなんて言うんだろ? って。
確かになんだろ。
ささくれ……トゲトゲ? クレクレ?
見た目的にはなんとなくオノマトペができそうな雰囲気を漂わせておきながら、この難問……
たまに思い出しては少し考え込んだりしています。
そしてこの小説(?)を書きながらも、ちょっと頭を悩ませたりしていました。
竹刀 陰陽由実 @tukisizukusakura
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