「禱れや謡え花守よ」を含む小説

禾橋の花守である御影瑞己。 その眼鏡の奥に秘めし情を、熱を、愛を。 強くて弱い、弱くて強い そんな生身の人間の表立たない側面。 「後には如何《どう》か。先には如何《どう》…

日ノ国に蔓延る霊魔を討つがさだめの〈花守〉が一ツ。平安の時代から霊魔狩りを生業としてきた一門『百鬼家』は当主となった者が名代『椿』を名乗る慣わし。 今代の椿は『右鞘』と呼ばれ、…

誰の為にもならない幾つかの結果の成れの果て。 「……」 「夜はこれからだろ？」 ※当作品は丁字旦先生の〈禱れや謡え、花守よ〉の企画参加作品です。（以下企画リンク） ht…

日ノ国、慶永6年…帝都は現世は幽世の〈穢れ〉が流れ込む〈霊境崩壊〉の大災害に見舞われた。 魑魅魍魎で溢れかえる都市、崩壊を防がんとする花守と呼ばれる霊魔を討つ者たち。 そんな混…

大正浪漫剣戟ファンタジー企画〈禱れや謡え、花守よ〉に参加中のキャラクターの設定になります。 企画リンク（丁子旦さま） https://kakuyomu.jp/works/117…

このお話は約一年近く行われた、Twitterの診断を用いた交流企画『禱れや謡え、花守よ』が無事に終了し、無期限のアフター期間に入った記念に書き綴ったものです。 はい、本編はまだ…

Twitter企画「禱れや謡え花守よ」の小説(?)を書いてます。企画もキャラ作りも小説も全てが初心者なので、温かい目で見て頂けると幸いです。 最新のキャラプロフは「『禱れや謡え花…

慶永六年——帝都夕京、陥落。 日ノ国は幽世の霊魔に敗北した。 人々は〈花守〉に全てを託し、 最後の抵抗を試みる。 それは薄氷の上の安寧、 あるいは定められた滅び。 抗うものは刀…

桂司暮は家宝の名刀を受け継いだ剣術の達人であり、霊魔を祓う花守である。 司暮の許婚もまた花守であったが、なぜか許婚の所持刀を売りたいと資産家から申し出が来た。 不審に思った司暮は…

舞い込む見合いの話に桂司暮が興味を持たぬ内に、未曾有の大災害〈大霊災〉により夕京が崩壊する。もはや縁談どころではないと家人の誰もが思っていた矢先、彼の様子に変化がー （今まで…

柳家侍衆頭目・景千代とその懐刀。柳侍衆七本刀が一本・風車 出会いから揺れる二人を描く恋と務めの物語 ※当作品は丁字旦先生の〈禱れや謡え、花守よ〉企画参加作品です。（以下企画リ…

Twitter企画「禱れや謡え花守よ」の自キャラ紹介です。 物語は「『禱れや謡え花守よ•異聞』---万屋奇譚」です！ https://kakuyomu.jp/works/1177…

過去は変わらない。 行った時は帰らず、逝った者は反らない。 されどそんな常識は、女にとっては何の妨げにもならなかった。 女は突き進む。 霊境崩壊、未曾有の大災害にて喪われた我が子…

禱れや謡え花守よ企画に参加させていただきました。花守梔芳子の物語をこちらに執筆させていただきます。

夕京市に古くからある『櫻花神社』は桜路町区の防人として花守を輩出し、皇室のお膝元の安寧を支えてきた。 しかしそれは、慶永6年の〈霊境崩壊〉により一変する。 日ノ国の存亡を懸け、災…

役目と自分。恋心に惑わされるそんな少女のある一幕 ※RPの中で生まれたやり取りの為一話完結物です。 ※当作品は丁字旦先生の〈禱れや謡え、花守よ〉企画参加作品です。（以下企画リ…

企画参加PCの概要まとめから、診断結果からのお話などをかけていけたらいいなと思っています。 文章力と語彙を身につけたい！ ※こちらは丁字旦さまの企画(https://kakuy…

花守たちの着るあの黒いコートの話。 蚕という格別の意味合いの持つ虫から生まれる糸は、日ノ国にとって重要かもしれないとかなんとか考えて書いた。