「神話 短編」を含む小説

とある、いにしえの神話の話をしよう。 後に勇者と成る少女と、隻腕の怪物による〈神話のはじまり〉を。 少女エヌナは、最も貴き神の申し子として生まれた〈勇者〉だった。 エヌナは勇者…

死を持ち出してはならない。 貴族お抱えのベテラン探検家、ハウゼンは青い薔薇を求め部下のラビドと共にそんな言い伝えのある絶海の孤島へと愛船マリー・ディアリング号を進めた。 島に降り…

510万PV到達。感謝でございます。 めでたく完結いたしました。 初めて書いた作品でヒロインの登場などかなり遅くなりましたが、書籍化のお話いただければ大分改稿いたしますのでご相談…

雲の上の母と娘たち。

西暦１０００年くらいのノルウェーにて。 キリスト教の抑圧に抵抗する、古の教えの巫女と賢者がいた。 これは、北欧神話の基本資料である『巫女の予言』が、いかにして成立したか、…

どんなに手を伸ばしても、絶対に届くはずがない人に恋をした。 桜が丘高校二年生の、一ノ瀬　光先輩はどこまでもマイペースで、天然気味で、少し不思議。あたし、早坂　日菜の所属している…

想像力豊かな女の子「イデア」の周りで起きる様々な出来事が、友達の「アンチ」を振り回して投げ飛ばしてぶん殴る。 時には海、時には地中の底、時には空、時には宇宙、時には過去、未来、時…

【カクヨムコン10参加】 滅びゆくシュメールの王都。少年が奏でるハープと巫女の神託が、運命の闇に神々の叡智『メ』を呼び覚ます…… 月光が照らし出すのは救済か、それとも破滅か―― …

「なんだか、長い夢を見ていたような気がする」 　世界を創造した根源たる何か、大いなる存在は、自身の創り上げた世界を眺め、考えていた。何の意図も、何の指示も与えずに創ったはずの生…

パンドラが開けてしまった箱。 彼女が希望の光を手にするまでの苦悩の全てを、余す事なく短編小説に詰め込みました。 最後にパンドラが手にした希望の光とは？

駆け出しのライター・麓郎がクトゥルフお母さん食堂の商品をレビュー。邪神や神話生物を食材にしたメニューを味わうが、体内で神々が暴れ毎回死亡する。それでも褒めの姿勢は変わらない。 グ…

後輩から貰った彼の父親の形見であるタバコ。 そして元カノが残した甘い香水のジッポ。 故人の味を噛みしめる。 その五感、全てで。 長編も書いております。 宜しければお…

最近のサンタは忘れん坊。 今年は子供の見守りを忘れてしまったようで、、、 そんなサンタに振り回される、アシスタントのトナカイ。 そんなトナカイが、今年のクリスマスも無事にプレゼ…

約7,000文字、３話構成の、少しだけ神話っぽい短編です。 お題で執筆!! 短編創作フェス６週目『骨』で描きました。ただし『骨』は最終話にしか出てきません。 あとエセ古語風の文…

人が彫像に命を吹き込もうとした神話の逆転。 妻をデータ化していく。 SFショートショート

紀元前1万年の日本。 まだ神が現世にいた時代。 妖怪が支配する時代でひとりの人間が立ち上がる。 これは神話を終わらせる神殺しの物語。

短編1話読みき切り。 古典と私的解釈入り混じるクトゥルフ神話小説群。 こんな人にオススメ ・理解の及ばない薄気味悪さが好き ・弱い人間が抵抗するところが見たい ・ホラーに恋…

これは架空の神話です。古代の初めに、世界は絶望に包まれていました。そこでは、幻想的で悲壮な物語が語り継がれ、滅びの世界を象徴する「絶望の竜」、強大な黒竜の前で、その時の人々は非常…

人類が完全に仮想世界に移り住み、現実世界の労働がオートマタに託された世界。 ある資産家の妄執により、遺伝子組み換えによらない手法で青い薔薇をつくり出すことを命じられ、一生を徒労に…

意識アップロード技術により、人々は死後に仮想世界メタヘブンへと移住できるようになった。そんな世界で、意識をロボットに移して現実世界へと"帰省"した男の一日。 お題「帰る」で執筆し…