『メ』の神謡　-シュメール文明の終焉-

【カクヨムコン10参加】
滅びゆくシュメールの王都。少年が奏でるハープと巫女の神託が、運命の闇に神々の叡智『メ』を呼び覚ます……

月光が照らし出すのは救済か、それとも破滅か――

シュメール文明の終焉を舞台に、巫女と少年の悲恋を描いた叙事詩がここに開幕する。


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本作はシュメール文明を丹念に調べて、極力史実に忠実にドラマ化を試みた、短編作品となります。
神の名や人種や王朝名も、基本的に自分なりに確認して書いてはおります。
シュメール文明の崩壊から、バビロニアに続く歴史の部分を描いたものとなります！

▼メとは
本作に登場する、『メ』というものがあります。
これは研究者の間でも判然としていない、『神の宝』のようなものです。
『叡智』『真理』『悟り』『実用的な技術』…続きを読む