「焚書」を含む小説

蔵書狂にして蔵書卿、カナエ・シュレィデンの禁書庫は燃やされた。 ブチ切れたカナエは黒幕を(社会的に)炎上させるまで止まらない。 これは、禁書から得た膨大な量の禁術を使いこなす“…

ネタ帳と見せかけてただの愚痴

とある人物の死により、物語が始まる。その人物は小説を何より愛していた。だが、小説ごと自分の命を絶った。焚書――自らを燃料として一冊の本を焼いたのだ。それが一体何故なのか、時は巻き…

誘拐した車に乗ったのは、元SAT副隊長の東山だった。 「残念だね。君たちは案外『淺知恵』らしいね。」 車は、忽ちSATの車に取り囲まれた。

トランス女性、詰まり、『心が男性』の少女達が、ある宗教団体組織に洗脳されたことで無理矢理性転換手術を受け、発覚したことで親が裁判を起こしたことを、1女医が纏めたレポートです。ノン…

短編です

　「偽教授書帙杯」という、「電子書籍を買ったが、『（同じ本を）紙の本で買えばよかった』と後悔する人の話」の自主企画に参加するための一作です。 　よろしくお願いします。 　下記の…

隣の村に軍が来たんだよ。革命なんて言いながらやってる事はただの弾圧だよ

古き世界を崩壊させた『焚書戦争』から幾星霜。 アルビヨン王国の貧乏地主にして名誉騎士爵のリチャード＝ブラックウェルの正体は、最強の剣士だった。 彼は危険思想『焚書主義』が引き起こ…

【とても長い話になります。「黒き森の鎮魂歌」で挫折した人は読まなくて構いません】幾つかの始まりがありました。人間演算器メロウによる実証実験。その準備であった賢人会議とその顛末。そ…

この小説は、未来の自動運転車の世界を舞台に、主人公が孤独と苦悩の中で自らの命を絶とうとする物語です。しかし、彼の耳に届くのは、せせらぎとAIカーナビの合成音だけ。自分の人生に絶望…

かつては国際的名声を得ていた作家。現在はホテルを転々とする日々を送っていた。 四半世紀前に書いた小説のために、彼は命を狙われていた。 ＊アルファポリスにも掲載中

世界から争いをなくす方法や誰もが幸せに暮らせる国について書かれた本が、国王によって禁書に指定された。 その本が燃やされるとき、美しい鳥が生まれる。 ※閲覧注意。焚書の描写があり…

各地で災害を引き起こす魔導書が出現する世界。 それに対応するべく焚書課と呼ばれる法務省の組織が活躍していた。 彼らは相棒の特殊義体、クロノスを駆使し、超常現象を発する魔導書を鎮圧…

夕焼け色に燃える炎。 魔界に関する書物が燃やされていた。 Copyright ©︎ 長月瓦礫 無断転載禁止。 All rights reserved.

架空の1960年代の西ドイツを舞台に、不可解な焚書活動に小さな抵抗をする主人公の話。 （※2018年に打ち切った作品の再投稿）

王都の外側、歯車と煙突で溢れた稼働街で貸本屋として働く少女フラン。下層階級でありながら好きなことを仕事にできていることに感謝しながら、日々を淡々と、けれど懸命に生きていた。そんな…

　人々から「文章」が失われた、砂漠に囲まれた夜の長い国「エンディミオン」。 　世界一美しい文章を操ったという大魔述師ハイペリオン、彼の記した禁書を読んだ者が半幽体「ドクシャ」とな…

秘密結社『新世紀焚書教会』のテロに作家の父親を殺された女子高生は復讐のために立ち上がる。一方、高校の文芸部に所属する俺は部内にはびこる権威主義打倒のために立ち上がる。二つの物語が…