「民俗学 ミステリ」を含む小説

『成尾の五つ怪談について、少し考察してくれないか？』……あなたはこの春、成尾高校に入学した。ぴかぴかの新入生だ。これからの輝かしい高校生活に胸を躍らせている。しかし、あなたはまだ…

民俗学を専攻する大学生・井上麦。「祓」として生きる音羽則人。二人は、「呪器」による忌まわしい殺人を介して出会い、共に捜査をすることになる。人智を超えた殺人の真相を証明できるのか？…

【あらすじ】 これは水先案内人役である自称巫女、保科茜の過去の話。彼女を襲った悲しき過去とはいったい？　衝撃の真実がついに彼女の口から明かされる――！？ 【民俗学研究サーク…

【第44回横溝正史ミステリー＆ホラー大賞 / 『カクヨム賞』受賞作品】 【あらすじ】 農水官僚である谷原は、監査のために埼玉県の山奥、朝比町へと立ち寄った。 その地では雷に神が…

雪上理来はＳ大の一回生。民俗学を専攻しており、ひょんなことからゼミが一緒になった九曜三之助と一緒に日本各地に散らばる民話を集め編纂すると言う壮大な目標に使わされる様になる。 一回…

県立野羽（のば）高校の民俗学研究部。そこは幽霊部員の巣窟だ。 部員が実質二人しかいないこの部活で、「僕」と部長は今日も活動に大わらわ。 その研究対象は、主に学校やその周辺で起こ…

旧校舎の部室で一人読書にふける文芸部員、高野聖（たかのまこと） 軽音楽部の歌姫、伏見ななせ（ふしみななせ）とその部員 学園七不思議の秘密を追うオカルト研究部の上田麻里（かみだまり…

とある「襤褸屋」に集う高砂(たかさご)、ID、笠原(かさわら)、腔(こう)、ミチの五人が織りなす原初を廻る物語。 ある日、館を訪れた腔の左耳に餓鬼が噛り付いていた。高砂がそれを祓…

“不思議なモノ”の探究を目的とする『ふうど研究部』一同は、とある村に伝わる『法師の鬼退治伝説』の真相を探るべく調査を開始する。 第一章　入部編 第二章　調査班

「おばあちゃんは言っていた。あの森に入ってはいけないって」 　幼稚園教諭の寺分菜季は、占い師をしている祖母から「禁足地」と聞いていた森の近所に遠足で訪れる。注意をしていたが、同僚…

　とある山村の外れで死体が見つかった。遺体は腐敗し、四肢は損壊。加えて最後に目撃された状況も不可解なものであったため、地元住民の間では「天狗の殺人」と囁かれていた。博覧にして強記…

人里から離れ、今も独自の生活を続ける村、通称『神椿村』に民俗学の調査で訪れた男　村上零士。　そこで彼が目にしたのは『神』が下りてきた証拠なるものだった。 残酷、暴力タグは一…

「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」 人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。なんとなく受講した「民俗学２」のイケメン准教授・高…

これは、作者が沖縄に住んでいた幼い頃に誰かに注意されたことを元にした架空のお話であり、実際の土地習俗とは関係ありません。……たぶん。 ※本作はカクヨム公式企画「KAC2021」…

1999年、世界は滅亡する。ノストラダムスの大予言が迫る世紀末、熊本県神瀬村に住む少女は、怪獣〈ヒドラ〉と出会う。 同時期、青年は日本古代史の謎〈空白の四世紀〉を探るべく、日本神…

　鶴来家の長女、鶴来千代（つるぎ-ちよ）は手書きの文字を読むと、誰が書いたかを当てられる不思議な特技を持っていた。曽祖父が残した「文字は心を映し、言葉に力は宿る」という至言。千代…

見た目ちびっ子お嬢様の自称名探偵と金髪大男の雇われ助手の、ちょっと不思議なミステリ風物語。 唯一の山道が土砂崩れで閉ざされた山中の寒村。ひょんなことからそこを訪れた探偵と助手は、…