「架空戦記 近未来」を含む小説

　あの日、あの空で、白いカラスに若鳥は喰われた—— 　20X2年——AIの軍事攻撃使用を禁止する国際法を、某国は反故にした。彼らは瞬く間に周辺国を占拠・支配し、世界は第四次…

太平洋戦争の終結から80年。冷戦の中で二つの国家に分断されていた日本は再統一を果たし、それから30年近い平和を享受していた。 しかし西暦2025年、日本国は突如として異世界に転移…

突如時空の歪みから現れ、空を飛ぶ「アストルム」と呼ばれる敵。人類の脅威を堕とすべく、鋼鉄の翼を持った空の護り手達が今飛び立つ。

　この作品はじつのところ、いつ書いたのかすら忘れてしまったものです。題名にタリム（中国西域にあるタリム盆地）とあるので、おそらく早川書房のJA文庫で出版して頂いた『タリム７』のス…

戦後八十年の月日が流れた西暦二〇二五年八月。突如として異世界より未知の敵が日本に現れ、東京湾臨海部は戦場と化す。 同じく異世界にある国、ヨースティナ王国からの援軍もあり、当面の危…

（週刊連載）2014年3月15日に公開された、東北大学学友会映画部de.palmaによる自主制作映画「シルバーバレット」の舞台・世界観設定を補完する連載Web小説です。 映画本編…

　ＶＲＭＭＯゲームのラスボスの一人リリエルは悩んでいた。プレイヤー側を攻める情報が足りないし、極めつけは目の前で街が焼かれて犯人もわからない。だから自分で情報収集に行くのだ。プレ…

時に2035年、すなわち『礼』和17年9月。 極限進化した人工知能を活用した『国家戦略人工知能主義』を戴くアメリカ合衆国は、全世界へ向けて一大行動へ出る。 衰退しつつある欧州…

懐かしの架空戦記スタイルで書いてみました。

　西暦二〇四三年、安価かつ高性能な無人機とそれを運用する民間軍事企業とが戦場の主役となりつつあった。シリア留学中の学生で宗教学を専攻する学生である林辰はその種の企業の筆頭であるＳ…

地表面の9割以上を海が占める海洋型惑星オケアノス。千年前の災厄により陸を失った人類は、巨大な海洋金属生命体の亡骸を利用して建造された方舟に国家を築き、辛うじて文明の火を守り…

カクヨム初投稿作品 近未来の世界で起きたとある海域での戦闘機同士の空中戦を描いた物語です。 完全な読み切りなため続きはありません。 細かい世界観や設定には目を瞑ってもらって純粋…

近未来＿＿___ 既存の兵器では撃破の難しい新兵器『ストライダー』の登場により、世界は激変した。 ________具体的な例を挙げるなら、国連のようなものや、国家の価値観が崩壊し…

　西暦二千四十一年、皇紀二千七百一年十二月八日、大日本帝国ハワイ自治領真珠湾において、太平洋戦争開戦百周年を記念する観艦式を行なっていた連合艦隊に対し、アメリカ・オセアニア連合軍…

　帝国制を廃止し、大日本共和国連邦が制定されてから一〇〇年を迎えようとしていた某日。 　横須賀にて戦艦〈信濃〉見学会が開催されていたが、それと時を同じくして付近の航空隊基地で…

時は2035年世界は第二次冷戦という二回目の冷戦を迎えていた。しかしそこに、地球外生命体の影が迫る。彼等に地球を守る術はあるのか？それとも敗北してしまうのか？今、大戦争の火蓋が切…

もし、ロボットが実在したのなら。 もし、社会からはじき出され、自分の意志とは関係なく銃を持たされたのなら。 もし、それでも、泣いて、笑って、恋をして、短い青春を生きようとして…