「最終列車」を含む小説

約束を果たす、その日まで。

第2回カクヨム短歌・俳句コンテストに参加してみました。 20首連作、楽しかったー。 4000年くらい未来の話。読んでいただけると嬉しいです。

狐さんにインスパイアされ書きました。ご本人了承済み。 原作 ↓ https://kakuyomu.jp/works/16816700428529137781

部員の鳶田夜凪によるファンタジー短篇です。構想中の連作の一つとなっているそうです。 渇きにより破滅へと向かう世界の“最終列車”で、詩人と人魚が出会います。 ——言葉が私を殺すな…

斯くして終末は訪れた。類い稀なる歓喜よ。満々に帆を張ってカミオカンデの海を泳げ。雀躍たるニュートリノの放散は溌剌たるエントロピーの拡大とともに無間地獄の阿鼻叫喚を貫通し、ヴァルハ…

　令和2年10月8日。田舎町在住の五十代の女が最終列車で最寄り駅に降りた。女は地元の職場から街中へ買い物へ向かい、帰宅するところであった。 　帰路の列車は機械類の故障から1時間以…

死ねない男の話。

山あいのひなびた町にひっそり閑とたたずむ、ささやかな駅舎。 そこに勤務する若い駅員が、最終列車を見送り、最後の業務として、ホームを巡回する。 はたして、そこで見たモノとは………

コンクール応募予定。 誤字、アドバイスなどありましたらよろしくお願いします。

俺たちのいつもの集合場所は小さな田舎の駅。 でも集合時間は最終列車が発車した後だ。 2人で電車に乗ってどこかへ行くということは今のところない。 ただ――2人で駅のベンチから空を眺…

【約束の最終列車】 《結末はあなたが決める！！》 約束＝未練 　約束を破った彼女、相引玲奈は一年前に死んだ。しかし、盆祭の最終日、死んだはずの彼女は列車に乗ってやってきた。 …

とにかく俺は人生に疲れ果て死んだように生きていた。そんな俺が終電だと思って乗り込んだのは「あの世行きの最終列車」だった。 最終列車で黄泉の神イザナミに助けられた俺は、異能力を与…

田舎にぽつんとある、北野山駅。 駅長、西田拓郎はいつも通り最終列車を見送る。 しかし、誰もいないはずのホームには。 一人の、少女がいた。

康平は不眠症に悩まされていた

些細な喧嘩が原因で生まれて初めての家出をした“僕”は、歩き疲れた末に見知らぬ無人駅にたどり着いた。 そこで出会った駅員さんと成り行きで話をすることになった僕は、大人とは何かを知る。

「 【第2回】〜ランダムワード小説〜」参加作品。 寂れた終着駅「吹原」は、かつては栄えていたのだが……

[第2期] 同題異話SR -Oct.- 『珈琲は月の下で』 　　　主催者：香鳴裕人 さま ものすごく昔、私がまだ小学生……年齢が一桁だった頃。 1歳違いの従姉と考えた、幼稚園…

釧路で野暮用をすませたわたしは、電車通学していた頃以来、四年ぶりに釧路発音別行き最終列車に乗る。

　大学一年生になったばかりの主人公――市川夏。 　彼は、とある事情から一人の少女を家に住まわせていた。 　その少女の名は『かぐや』 　特技は重力を操ることと、黄金に光る…