「夜光虫」を含む小説

2024年12月に、私のtwitterで開催した企画、「書物アドベントカレンダー」で製作した作品です。 以下、twitterで公開した企画概要をまんまコピペしたもの 書き物…

高校の最終学年を目前にした「瑠美」は、日課だった夜の散歩の途中でひとりの少女と出会う。相手は同じ学校で、半年前に転校してきた「紗季」だった。彼女は、とある理由で学年全体から注目を…

主人公の、ヤマダタカシ、４０歳、人生に疲れ果てて、浮浪者生活を、していた。 ある日、タカシはいつものように、テトラポットで、ぼんやりと、夜光虫の、淡い光を見ていた。 眩い光に包ま…

裏テーマというか、 今までに詠んだ夜の俳句ばかりを 集めて、並びや体裁を整えました。 最後らへんの句、 「父の日」となっていますが、 初めは「母の日」でした。 怖いですねえ笑 …

大学生の真琴はある日、バイクで帰る途中で夕立に遭ってしまう。 ずぶ濡れになりながら立ち寄ったコンビニエンスストアは、同じ授業を取っている男子学生がアルバイトをしている店だった。 …

三人が語るのは、夜光虫のプロトコル。 刹那的な生活を送る地雷系の少女・祷子に向かって、品行方正な女生徒・志乃は、おもむろに三十万円を差し出してこう宣言した。 「買われてくれる…

喉が渇いて水を飲もうと部屋を出た私は、真夜中だというのに出かけようとしているお祖父ちゃんの姿を見つける。まさか深夜徘徊？ 心配と好奇心がせめぎ合い、お祖父ちゃんに誘われるまま深夜…

今まで30年、それなりに楽しい人生で 仕事もしてきた。 と自分では思っている。 今日もまた夜に目が開く… 何が原因か 今真相を暴いてやる！！

潘雲は当たり前のように潘岳に言った。 「双子ってそういうものじゃない」 夜光虫シリーズのIfです。本編とは関係ありません。

そもそもバレンタインなんて物自体が初めて聞いたものだった。 浮かれすぎていたのか、環境に甘えすぎていたのか、そんなことを思わなくもないが、その全てを飲み込んでやろうと思った。

いつか伝えられるだろうか。 お前たちが本当に大切なんだと。

自分の意思で過去を捨てたジャンボには、幸せの形を示してやることが出来なかった。 ハートや星型に飾っても、正解の形を見つけることは難しい。 それでも、二人の誕生日を祝いたかった。

やっと安定してきた生活に安堵したその時。 雷鳴が簡単にチョコの心を引き裂いた。

江白は三人分の朝食を手際よく用意した 今日も工場の仕事がある 明日は、チョコとバニラにあれを伝えなきゃ なんていつもと変わらず家を出た ※夜光虫のif分岐です。本編とは関係あり…

ジャンボが厄介な風邪をひいた日 懐かしい声に誘われて、少しそちらへ心惹かれた

独身の日(11月11日)をある意味謳歌する彼らです。 ポッキーの日？知らんな。

バオズやがハロウィンを連れてきた。 いそいそと客達は「怖い格好」をして、割引券を狙うのだが、それはさながらホラー映画の始まりのようだった……。

10/1は国慶節と呼ばれ、中国の建国記念日だ。 そんな華やかな日に、彼は産まれた。 まるでそのお祝いをするように、街中は人で溢れ、産院の前も賑やかな笑い声に包まれていた。 その様…

「俺を……俺だけを連れて行け……。もう抵抗はしない。だからどうか、チョコとバニラは……」 ハッキリと生気を失ったジャンボを見て、男は不思議そうな声を出す。 「家族ってさ、そん…

とある日の夢の話 どうしても心の穴を塞ぐのは難しい けれど三人なら