「写真 青春」を含む小説

主人公の弥生未桜（やよいみお）は、写真部で中三なのに将来の夢が決まっていない。 そんな中、同じクラスの男子水無月夏向（みなづきかなた）に「みんなが部活をしているところを写真に撮っ…

当面　更新は毎週金曜日　18時45分にします 　文字数は二千文字から三千が目安です。各挿し絵は近況ノートで公開中です。 コンセプトは『主人公をとことん嫌っている女の子は甘やかせ…

主人公は写真部に所属する高校2年生。 写真をきっかけにしたクラスメイトの相談を皮切りに様々な相談事を持ちかけられるようになる。 非常に頭が良い隣のクラスの女の子を相棒に問題解決に…

古賀 嵐は産まれながらの容姿の鋭さ故に、昔からトラブルに巻き込まれていた。 そんなトラブルを物ともしない事を評し、彼には『怪物』というあだ名が付いて回るようになったのだが、そんな…

高校３年の春。 教室の白いカーテンが揺れる窓辺の席。 文庫本を片手に背筋を伸ばして凛と座る黒髪長身の男子生徒。 そんな彼を見たのは、教室移動の途中の廊下からふと見た教室だった。 …

後味スッキリ1〜2分小説。noteというサイトで、シロクマ文芸部に勢いで参加した際の短編。カクヨム用に加筆修正しました。 お題は『青写真』から始まる作品作りでした。文芸作品とな…

冷たい雪の降る昼下がり。 雪景色の写真を撮りたいと言う彼女に僕は付き添った。 寒さのなかで、彼女がシャッターをきる、その理由とは。

ライブの帰り道、高校生の七瀬透は、近所で女性が通り魔に襲われているのを目撃し、彼女を助けることに成功する。 それからというものの、なぜか推しアイドル――七星トワが誘惑してくるよ…

「私が出会った天使は、指先で色を見るインスタグラマーだった」 交通事故のために頬に醜い傷を負った大学生の塩飽桃子は、外出もままならない生活を強いられていた。 世間からの視線に耐…

「ねえ、コータ。私の裸を撮ってよ。あの女性（ひと）の写真みたいに撮ってほしいの。」 高校二年生の夏、僕は２年前に事故で他界した父の形見のカメラを手に、幼馴染の美少女のヌード写真…

　一学期の期末試験を終えた直後、友人から妙な写真を見せられた。そこには肝試しにやって来た少年の一人が首無しになってピースサインをしている姿が映っていて、撮影者のクラスメートらしい…

「そうだ」 薄暗いマンションの一室でカップラーメンを半ば食べ終えた頃、美しい容姿を持つ美青年の「たかし」は粉末スープの素を入れ忘れていた自分に気が付いた。 「さっさと死んじゃ…

海道美好は毎日のように何かしかでこける人間だ。原因は主に坂。おかげで愛車のママチャリは常に満身創痍、自身も傷だらけだ。 「あー、またこけた。最悪だ」 最早口癖と化した台詞を呟き、…

千羽稲穂さんの「青春アンソロジー」に寄稿した短編です。 『龍馬 THE SECOND』（ヒーロー文庫、2024/3/29）の三稿目、なかなか形がまとまらずのジタバタしていた勢いで…

東京にだって田舎はある。その片田舎にある長屋で売れない芸術家たち８人が暮らしていた。中学生の恋愛事情、高校生の音楽と青春、中学受験に苦しむ少年、ファッションを楽しめないアラサー女…

都心の小さな路地裏にひっそりと佇む「結衣のカフェ」。そのカフェの扉を開けると、甘い香りと温かな笑顔が訪れる者を出迎える。だが、その笑顔の裏には、店主・結衣が抱える深い悩みと、カフ…

学校では毎年夏の終わりにご当地料理を作り、写真に撮って学校に提出するのが決まりだ。提出された料理の写真とコメントの中から優秀者を選び、選ばれた物は地元の道の駅で、期間限定でメニュ…

　女子寮を襲う男子たち。男子は一条を筆頭に、ハゲ、メガネ、ゴリラがいる。一方の防戦を強いられる女子たち。女子でも有名な刀を携える朱鳥、清楚な夏音、アイドルの芽紅がいる。男どもはそ…

高校二年生の夏休み、所属している写真部は箱根に撮影旅行へ出かけることになった。三年生の先輩方はこの旅行をもって引退する。佐良先輩と過ごせる時間は残り少ない。

主人公の『私』は自分の部活の大会が終わると、運動部の最後の夏にかりだされる。器用貧乏なのでそこそこは出来てしまい、県大会までは行くけどというところで終わる。ソフトボールの練習終わ…