「優しい話 短編」を含む小説

年甲斐もなく仕事中に大泣きしてしまった中年の男が、全部を投げ出して旅へ出かけてしまう。 諦めと諦めの出会うときに起こる、隅っこ端っこのちょっとだけ優しい話。

黄泉の世界にいる番人は、優しさ、慈悲に溢れている。 だが、時には厳しく裁くこともあるようだ。 これは、さまざまな魂たちを捌く番人のお話。

ほんの数分で人生が変わった話。 エッセイ『ベランダ』(カクヨムコン短編参加作品)の姉妹作です。こちらは優しい話です。

2匹の中年大型犬。 おばあちゃんの編んだ手袋を無くした女の子。 別れ話をしているカップル。 11月の半ば、降り出す雪。 四組の主人公たちが織りなす雪の街の優しい話。全5話。

　物語の後半に、“世界の秘密”が潜んでいる。 　その国の民は、五体不満足で生まれてくるのが普通だった。しかし稀に、五体満足で生まれる人間がいた。その者は『奇跡の人間』と呼ばれた…

未消化な感情を消してくれる不思議な店「消化堂」で起きる出来事を、一話完結でお送りします。

「わたし、何のために生きているんだろう……」 日々の仕事に追われるうちに、生きる意味を見失った主人公、さな。 そんな彼女のもとに一匹の小さなかえるが現れて……。 あなたの心をそ…

ヒーローは、ヒーローでいることに嫌気がさしていた。 そんな萎え切ったヒーローに起こった優しい話。

書いてないのは自分でも分けられないものですので見ていただいた方の判断で。 声：恋の話 花冠（はなかんむり）：騎士の話 菩提樹：木の話 ほえる：忘れ者の話 カルカロという男：マフ…

春になると思い出す。 「あの日」、高校受験が迫っていた中学三年生の英里は、返って来た模擬試験の点数が悪かったため、家に帰らないことを決める。 家に帰れば、父の叱責と母の無言の圧が…

「オレ」と、いわゆる同棲関係にある「パートナー」の彼女の話。 結婚まではいけないけれど、愛という感情はそこにある。幸せという思いも、そこにある。 そんなささやかなことを描いた、ヤ…

もしかしたらあなたにもあったかもしれない。 ほんのり優しくあたたかい約束と想い出。 あなたを想うものはきっとずっと変わらない。

僕はカラスだ。話せるカラスだ。 話せるといえども、タブレットや、筆記用具の類は必要だ。 そんな僕の、ある出会いと別れに関する物語。

つらつらと書きためた、優しい話から冷たい話まで。

ショートショートです。 ブラックジョーク、ほっこりした話もさらっと読めるのを目指してます。気が向いたら、思いついたら不定期更新です。 当初の目的はＳＦ短編でしたが、ちょこちょこと…