「レコーダー」を含む小説

　…ドライブレコーダーならぬ、人間レコーダー。 　これは、人生を撮影し続けた、人生レコーダーだ。

「屍体志願」梗概　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　名峰市は昨夜発生した直下型地震で市役所本館を失った。 　震源地で…

職場への通勤方法を変えた『私』は、ある日『視線』に気付いてしまう。 ふとした瞬間に感じる『視線』… その正体は…？

行方不明者の車に残されたドライブレコーダーの音声です（フィクションです）。

ICレコーダーが捉えてしまった怪異の話

ユニエルは、記録員(レコーダー)として天界から地球へやってきた天使である。人間として地球に溶け込み、得た経験を天界へ送る。 ーーー幾星霜、永い永い間、とある勢力によって地球は本…

道行く人たちに気楽に声をかける父は家族には「おはよう」も言えないまま逝った。しかし、だからこそ僕たちは紛れもなく親子だったのだ。

　自然に囲まれた片田舎の高校に転校して来た、星海燕【ほしみつばめ】は、と或る事情により、この地へとやって来た。 　しかし、実は、40歳の童顔中年男。しかも、最強能力を持った、異常…

良太は7月21日の夜、ラジオを聞いていると、突然悲鳴や警報音が流れ、何かにぶつかる音が流れてきた。ＦＤＲとは『フライト・データ・レコーダー』の事です

別状、あり　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尾花松五作 二〇一五年七月十五日。東京―鳥取間を走るワイナリー・ツアーバスが山梨県勝沼付近の中央高速道路から防音壁を突き破って転…

押収された幾つかの記録。 そこには存在しないモノの記録が記されていた。

天草四郎時貞。 島原天草一揆で命を落とした彼は深い澱みの中を延々と彷徨っていた。そんな彼にある声が届く。 「この先の未来を生きる人間を救う覚悟はあるか。」 先の人生での後悔…

宇宙歴４✕✕年。 今朝も僕はラジオ型ミュージックレコーダーのスイッチを入れ、朝御飯を作る。 今日は誰が教えてくれたメニューにしようかな？ 遠い遠い宇宙の辺境惑星での僕の一日が始ま…

ふと、ドライブレコーダーを見てしまう瞬間ってありませんか？ モニターに映っているのは、実際に目で見た映像と同じですか？

このICレコーダーには、ある怪談が収録されている。 とあるアイドルが、インタビュー形式で語った怪談だった。 しかし収録されていたのは、怪談だけではなかった―――

ひとりごとバイトを始めた主人公。 レコーダーのスイッチを入れていざひとりごと！ ……でも、ひとりごとって意識すると全然続かないよね！！ ↓前回の投稿↓ 『ピラミッドの立てこ…

※以下はY県山中で見つかったレンタカーからのドライブレコーダーの録音記録である。 尚、車輌、レコーダー共に、損傷が激しく、音声のみの復元となる。