「ミステリ 色」を含む小説

『量子館殺人事件』から七年経った昭和十六年。名探偵・日色秀太郎は多くの文化人とともに、プロパガンダ部隊の一員としてインドネシアのジャワ島に派遣される。そこで出くわす美貌のオランダ…

ショコラトリーの２階に事務所を構える私立探偵、志貴恵大（しきけいた）。 憧れて探偵になったものの依頼は飼い猫捜しばかり。そんな時、事務所の大家から瀬橋大学情報科学科の知人を訪ねる…

【あらすじ】※このあらすじ下部に、物語の結末までを書いたあらすじがあります。コンテスト用ですので、ご了承ください。 　東京都北区の大学に通う橙野桜（とおのさくら）は、しつこく言…

高校二年の陽菜は、十三歳離れた自慢の兄を失ってしまう。体を複数箇所刺され、死んだのだ。 その場で逮捕された容疑者は、事件現場となった兄の住んでいたアパートの隣人の女子大学生だった…

SFですが、ミステリ色の方が強いと思いましたのでミステリにしておきます。レーティングは保険です

ミステリ小説、それも探偵モノなんてものは探偵が異質であることが多く、それはまあ探偵が主人公だからしょうがないんですが、だからといって探偵や助手が犯人なんてのはもうありきたり手垢つ…

KAC2024第七回「色」の小説です。 生まれつき色彩を知らない女の子に色を見せる実験と、その実験の際に浮上した「幽霊の色」に関するちょっとしたお話です。

真夜中に事故を起こした僕は相手を見捨てて逃げた。誰も見ていないはずの事故だが、僕の前に現れたのは——。 KAC2024、お題は『色』！ よくあるネタっぽいのが心配！

名探偵右利きのケチャップのもとには、今日も新鮮な調査依頼が舞い込む。 助手のバジルくんと共に「左利きのマヨネーズ氏事件」の謎を追う、シリーズ７作目！！ KAC2024 ～カクヨ…

道重小夜は少し賢い大学生。その腕を買われ、様々な事件に首を突っ込んでいく。 【一話目あらすじ】 ケーキ店に放火騒ぎがあったクリスマス・イブの当日。「予約したケーキはいりません」…

　かつて戦場で、サラとジェイコブという負傷兵二人を助けたのは、刑事である赤野周作。周作は、仙石という裏社会の人間から身を隠すことを目的に本名である周(あまね)という名前を捨て、女…

茜色に染まる校舎で彼女は校舎から転落死した。 女子高校生東雲塔子はある放課後、ミステリアスなクラスメイト二見えりなと二人だけで会話を交わした。 が、その直後えりなは転落死を遂…

ふと我に返る——

　曽根崎警察に一人の男が訪れた。 　男は或る絵を盗まれたと言った。それはゴッホの向日葵の絵だと男は言う。しかし、その絵は存在しない絵だった。 　そう、通称「芦屋の向日葵」、ゴッホ…

発売直後から話題沸騰で、即重版決定！！！！！！ オススメ度100％の後宮ミステリ×ラブロマンスを、期間限定で大ボリューム試し読み公開！ そして、重版を記念した書き下ろしSSも公開…

田舎の小学校４年生の教室に転校生の女の子がやってきた。 オレンジ色のバンダナを頭に巻いたその子の名前は、鬼丸あかり。 となりの席に座るのは、学級委員長の桃田ヒロ（あだ名はモモタロ…

とある母子家庭の母を娘が殺した。当時齢18の娘の犯行は世間を賑わせ、議論された。犯行内容の恐ろしさからネットユーザーたちは面白おかしく囃し立て、彼女は時の人となった。それから数年…

永倉萌絵が転職した亀石発掘派遣事務所には、ひとりの天才がいた。西原無量、21歳。笑う鬼の顔に似た熱傷痕のある右手”鬼の手”を持ち、次々と国宝級の遺物を掘り当てる、若き発掘師だ。 …

「おばあちゃんは言っていた。あの森に入ってはいけないって」 　幼稚園教諭の寺分菜季は、占い師をしている祖母から「禁足地」と聞いていた森の近所に遠足で訪れる。注意をしていたが、同僚…

朝、就業時間のチャイムがなり、仕事が始まる。 昼休みはコンビニで買ったサンドイッチを片手に、顧客対応の連絡をする。 夜、終業時間のチャイムが鳴り、家に帰る準備をして退社する。 コ…