「フィクション ほっこり」を含む小説

　とある世界（せかい）にある、童話（どうわ）のひとつです。 　グリフォンという生き物（いきもの）と、ちいさな友達（ともだち）たちとのおはなしのようなものです。 　グリフォンが…

主人公、樹神 健（こだま たける）２５歳。両親から受け継いだ小料理屋の“いつでも小料理屋”を経営している。その片手間に“戦士エコーズ”の４人のメンバーのリーダーとして、“悪の組織…

黒い毛並みに首元に三つ葉のクローバーがある小熊のクロ三は両親と共に山奥でひっそりと暮らした。 人間と関わらないように距離を置くクマの家族ですが突然、山奥に銃声の音が響く。 クロ三…

小さい娘がオリジナルソングを歌うほど食べたがっているもの。 それは綿菓子。 最近は綿菓子ってどこに売っているの？ 探してもみつからない。 やっと見つけたその時、娘は笑顔で、、、

　──令和五年、日本。 　完全身内向けコンテンツ、始動。 あき「初見さんいらっしゃい」 さき「ノリが嫌いな人は帰ってね」 　みなしろ（あき）と親友さきちゃんの日常をノンフィ…

KAC20234参加作品。 僕はいつものように作業していた。 ふと、外の空気を吸いたくなった。 いつもの毎日…だと思っていた。 いつの間にか僕らは失くしていたのだろうか。…

日本で最も天国に近い病院だと言われている、高山中央病院。 そこが、頭おかしなお調子者・｜鶴喜亮《つるきりょう》の入院先である。両足を骨折しても、彼は笑顔を絶やすことはなかった。 …

ほっこり系のお話です。 ＊1,100字程度の短編です。 ＊フィクションです。 ＊「母の日」に書いて公開すればよかったなと、今更ながらに思います……(笑)

その給食のおじさんは怖い人だと思われていた。だって不良達を平気で叱り飛ばしたから。 でもそんなおじさんが、笑ったんだ。

＊このお話はフィクションであり実際の団体や集団、個人を揶揄するもでは一才ありません♪ 戦隊が溢れる世の中、数多ある戦隊の中でも密かに最強と謳われるある戦隊がいた。 その戦隊『非…

記憶喪失の橙一はある事情をかかえて都会から離れて里山で暮らしている。秋休暇を使い訪れた叔母の息子夫婦の子どもから、「うるうのもり」という絵本の存在を知る。その中に登場する人物が近…

　あなたの暮らしが快適になるよう、全力でサポートさせていただきます。そんな言葉とともに訪れたのは、花も恥じらう美少女だ。 　スマホを買い替えただけなのに、最新機種が来ると待って…

これはブラコンの私が、私の兄との思い出を勝手に書いてみたものである。生まれた時から今まで大して変わっていない私と、そんな私を面倒見てくれる兄。優しんです。しかし、子どもの時からな…

現実に呆れきった俺は高校生になるとマンションで一人暮らしを始めた。 だが気分は上がらず億劫な日々を送っていた。 ある日おばさん達が噂していた耳かき屋さんに足を運んだ。 すると、…

三崎 柊、25歳。某有名大学建築学科大学院修了という経歴のエリートな俺だが、思考回路はなかなかの変わり者だ。 一流ハウスメーカー・神岡工務店の美青年副社長である神岡 樹とは恋人同…

お箏(こと)の演奏家にしてシンガーソングライター・彩。その彩をサポートする、クラシックギター&アコギ弾きの私・梨絵。 ステージの主役とサポート役は、記念日に求める祝い方も、それぞ…

たった一編の、五秒に満たない動画。たった一言の、10文字ちょっとの言葉。 情報の海の片隅に置かれた、砂粒みたいな映像。言葉。人の声。 そんな小さな小さな砂粒が、時に人に何かを与え…

人間に憧れて、将来は人間世界の医者を目指している一匹の若い女（おんな）ギツネのテリア。 彼女は病弱な人間の姿である母ギツネの面倒を見ながらも、人間界で女子高生の姿に変身して、昼は…

『このエッセイは、あらゆる文化・人物・国家・学問等を平等に貶めることを目的としており、ゆえに差別的意図は一切ない』 　うつ病・ＡＤＨＤ・自閉症の変人役満の私から、この世界がどの…

現代社会のストレスに踏ん張りながら生きるサラリーマン。ひょんなことから暇にしている熊と出会い同居生活が始まった。 プロローグのようなつもりでいろいろな情報を詰め込んだ短編です。…