「パティスリー」を含む小説

北海道小樽市に1人で暮らす、観光振興サポートのNPO職員、御手洗弥生（みたらい　やよい）。 昔から霊感体質の弥生は、最近特に霊と遭遇する頻度が増え、内心疲弊していた。 弥生は…

いつも隣にいたから、それが当たり前だったから、あなたのことは誰よりよくわかっていると――そう、思っていた。 「僕はね、お菓子を作るのはすごく好きだけど、プロになりたいと思ったこ…

フランスの国家最優秀職人章（Meilleur Ouvrier de France、MOF）を持っているパティシェの店で、販売員をしていた時の思い出。 朝、8時の開店前から19時の…

介護職員の大木絵美は、祖母の死が幼少期の自分のせいだと思い、責任を感じて生きている。 そんな絵美のささやかな楽しみは、夜勤明けにパティスリーでスイーツを買って帰ること。決して、従…

霊感体質のパティシエと、謎めいたバーテンダーの物語。 櫻井尊は、鎌倉の小さなパティスリーに務めている22歳。 霊が視えてしまう体質で、同時に他人に憑いている霊を引き寄せることが…

作品紹介： パティスリー「ラ・プティ・ドゥース」で働く明るく才能あふれるショコラティエ、桜井葵はある日、謎めいた黒髪のイケメン・一ノ瀬蓮と運命的な出会いを果たします。彼らはショコ…

追憶に誘うチョコレートの味は、今は失われたものだった。その思い出の味を求める二代目パティスリーの山茂樹に協力を持ち掛けられた彼の元同級生・小林優花は協力しつつ再現に向けて動き出し…

※この作品は以前投稿していた物を修正、変更したものです。以前よりも読みやすく、パワーアップしている筈なので、是非お読み頂ければ幸いです。 　パティシエ歴4年の長谷川類(24)は…

パティシエ歴4年の長谷川類(24)は義務感によって毎日機械的に仕事をしていた。ある日いつもの改札を通ると、その先は異世界で── 過去に存在した異世界人。己を稀人と名乗り王へと至…

お菓子作り中にハンドミキサーが爆発して、目が覚めた所は見たこともないレストランだった。 そこでキッチンを借りて、お菓子を振舞うとお店で売ることを勧められる。 パティシエになりた…

ある小さな町にラ・ブリエールという店がありました。 店の半分はケーキ屋で、また半分は酒屋を営むという、一つの店で二つの商売をしている店でした。 いつも陽気で美食家の夫婦が営むこ…

西条美里は街から街へと移動しながら人を殺す快楽殺人鬼だ。 ところが今度の街は一風変わっていた。 殺人鬼をハンターと称えて歓迎する食人鬼達の住む街。 美里がそこで出会う訳ありな人間…

互いに距離を縮めたいのに何故か上手くいかない、両片思いの湊と乃愛。 大好きで大切なのに、それを全く言葉にできない恋人同士の朝飛と夕梨。 2組の恋と想いがすれ違う、クリスマスまでの…

寝坊したあたし。どうせ彼氏もいないし、大学サボってお散歩に。ひょんなことからブサ猫に案内されるように井の頭公園を進むと、あたし、いつの間にか異世界に立ってるじゃん！ なに、あん…

ここは餓鬼道パティスリー

四回目となる@kuronekoyaさんのクリスマス企画参加作です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054892307217 今…

富豪に雇われ、ダーティワークに勤しむ藤原の息抜きは、お気に入りの喫茶店で一服すること。美しくおいしいスイーツを味わって脳内麻薬を奔出させるのが唯一の愉しみなのだが……。

幸せだった。 生まれて初めて、命を懸けて愛せるやつに出逢ったんだ。 もう二度と、焦がれるような恋なんて……俺にはできないだろう。 《登場人物紹介》 〇瀬名　深雪…