「ノスタルジア」を含む小説

The words。英語のタイトルにしてしまいましたが、日本の言葉をテーマにしたショートショート集です。ただ、ショートショートと申しましても、星新一先生のようなSFではなく、また…

廃墟の様な廃れていってしまう滅びの美って物悲しくて素敵ですよね。 侘び寂びにも通じるかな、ちょっと違うような気もします。 取りあえず、そんな感覚をテーマに、思いつくがままに浮かん…

『星屑ノスタルジア』という企画（https://wonmaga.jp/project/autumn2014/index.html）に参加したときの三題噺です。 「忘れ物」「さざめ…

「それより冷めないうちに召し上がって下さい。こちらの牛丼は“哀愁たっぷり”ですよ」 「……いただきます」 人々は何故その牛丼を口にし、涙したのだろうか。 彼はその日、数ある…

通学路に玉川上水を通るだなんて、うらやましい。そう言ったのは先輩だった。 玉川上水と自殺した作家とカフェとさくらんぼ。 学生時代の淡い恋へのノスタルジア。

高校の卒業式が無くなってしまい、悲しんでいた露木さくらの目の前に、ピンク色の髪をした幼なじみで婚約者の『大地』が突然、姿を現した。 笑顔を無くしたさくらを喜ばせようと、次々と不思…

誰にでもある郷愁や旅愁といった心状を，過去の出来事に絡めて回顧する，すこしだけ勇気を要するおはなしです。

「僕」が「彼女」と一緒に深夜の学校に忍び込んであるものを盗み出す話です。

あの日の赤が鮮やかに蘇る。懐かしく時に少し切なく。色シリーズ第二弾です。 色シリーズ第一弾◆｢青にまつわる物語｣ 《青から青へ……繋がっていく物語》 https://kakuyo…

月を崇める不思議な一族。彼らは突然現れた。まるでいないかのように扱われる少女、絃。一族の寵愛は双子の姉、琴が一身に受けていた。 十五夜の夜。宴に加わることを禁じられた絃は明くる朝…

その青はどんな物語を秘めているのでしょう。同じようで違う色々な青。色シリーズ第一弾、青から青へと繋がっていく物語。 色シリーズ第二弾◇｢赤にまつわる物語｣‪ 《赤にまつわる想い出…

初投稿作品、短編集です。 テーマは「ノスタルジックに」です。

大人が精巧に創り上げた世の中を敵視し、 枠組みから零れる者として 周囲から烙印を押され蔑まれ、 その環境に孤立する事態に招かれた少年が 義務の放棄で世間を渡る為の支えを失い、 迷…

生まれつきの無痛症により、 命の価値に鈍感なまま小動物虐待に耽る少女――芦屋美里奈。 美里奈の兄であり、 残酷な遊戯に耽る妹を庇護する少年――芦屋良一。 死の魅力に惹かれ、 生き…

小学校の夏休み。祖父の田舎で夏を過ごしている夏希は赤い眼をした青年に出会い、誰も知らない山神様の秘密を知ることになった……。

花火のある風景の描写。 2015年8月に完成。

世界各地で偶発的に発生し始めた異常な気象現象と時同じくして、突然の異形のモノども──ガルゼレスの出現により世界は蹂躙され、文字通り全てを喰らい尽くされた。 世界の主要都市が機能不…

完結しました。 六月《ろくがつ》の本棚。 雨の音を 聴いていると 甦ってくる風景。 私が 影響を受けた 宝物の本たち。 誰かとの なつかしい 思い出。 ノスタルジアに 酔っ…

惑星サンディエッグ。作られた生き物と先住生物、そしてドラゴンのいる惑星である。 ＢＬ好きでＳＦも好きな方向けです。 クレアはエンゲージした二人の父親、ストライクとノスタルジアと暮…