ふたりのお父さんと少女、という何とも素晴らしい設定(私、大好きなんです。この組み合わせ)に惹かれて手に取りました。
ボーイズラブな味付け、とコメントをされていますが、普段BLを読まないという方にも、是非嫌厭せず読んでいただきたい物語です。
SFらしい設定の中に組み込まれた不条理な世の中の仕組み。しかしながら、それがあるからこそ、少女・クレアとその父親・ノスタルジア、ストライクの温かな家族愛がとてもよく映えるのです。
私は特に10話が気に入っていて、応援のハートを何故ひとつしか送れないのだろうとしばらく考えたほどです。もしもこれが制限なく送れる仕組みだったならば、いつまでも連打していたと思います。
今後の展開も楽しみにしています。