「カメラ/写真 短編」を含む小説

あの日、病院で出会った車椅子の君。 寝たきりだった僕に、希望をくれた君。 君が遺してくれた日記で、僕は君との思い出を辿る。 前に進んで、君を未来へと連れていく為に。

河内三比呂（かわちみひろ）さん（@kawacimihiro）の企画に参加させていただいた作品になります。

「あたし、光になりたいの」 そう言う少女を、私はアナログカメラで切り取っていく。それだけで良かった。 第七回こむら川小説大賞に寄せて。

素敵な記念写真が撮れるカメラ。 おや？　あなたも使いたいのですか？

大学生カメラ女子と大学生吸血鬼女子のほんのり血腥い百合です。 タイトルはルーマニア語なので気が向いた方は意味を検索してみてください〜 コインランドリーってそばを通るだけで洗剤の…

彼女の目はいかにもいい旅をしてきたと語っていた。 私はそんな彼女をずるいと思う。 そして私はとても意地悪だ。

1000字以内で読める怪談を、毎回テーマを変えて5話セットでお届けいたします。 第2弾となる今回のテーマは「カメラ」、写真や映像にうつった怪異に焦点を当てています。 カメラは霊…

千羽稲穂さんの「青春アンソロジー」に寄稿した短編です。 『龍馬 THE SECOND』（ヒーロー文庫、2024/3/29）の三稿目、なかなか形がまとまらずのジタバタしていた勢いで…

2000文字以上になる怪談をまとめました。基本的にどこからでも読めます。随時更新予定。

僕と彼女、春野千咲は幼馴染だった。 中学に上がってから彼女は写真を撮ることに固執し始め、やがて交通事故でその命を散らした。 抜け殻のように生きてきた僕が、想い出の場所で彼女が遺し…

ちょっぴりダークで愛に溺れるような短編たち。どっぷりと深い闇に浸かりたい日におすすめなお話たちです。 ※昔に書いた短編たちを、ストーリーを明快にしてリメイクしたものを含め、短編…

その時自分が見えている世界を残しておける写真のお話し。あなたに、世界はどう見えていますか。

生涯を終えた猫のテツは天国にきたと思いきや、あの世とこの世の狭間である黄泉街に通じる浜辺にいた。写真館の店主９尾狐人のツムギに、うちの従業員だと言われたテツは、人外や幽霊、物の怪…

2020年夏。 大学生の僕は、本当に撮りたかったものを見つける。 それはきっと記憶で、名残で、痕跡で。 きっかけなんてどこにでも転がっていて、それだけで世界は反転する。 …

「ねぇ、私のこと、好き？」 石和　真（いさわまこと）、高校２年生。 写真部に入りつつ、趣味でも写真を撮っている。 ある日展望デッキから海の写真を撮ろうファインダーを覗くと時が止…

リストラ、夫婦中の不和。そんな現実を見る度に、世界は色をなくしていった。ある日「飛べない鳥に明日はない」という展示会で、一人の女性の写真と出会い、真壁和彦の世界は小さく色づいた。

今日もまた変わらない一日が始まる。 日が昇る前に出勤して、サービス残業をして、帰ったら倒れるように寝る。 そんな日々はいつまで続くのだろう。 ※この作品は下記サイトにも掲載中で…

とある人気心霊YouTubeチャンネルへ心霊写真を投稿する為に、心霊スポットとして有名な地元の廃トンネルにやってきた女子高校生のトモとクマミは、得体の知れない「霊的」な現象に遭遇…

『匿名』 『リフレイン』 頭、空っぽにして読まれてください。