「カニバリズム」を含む小説

病んだ心が体を超常的に作り替える、奇病【エス】。 未知のウイルスによるものだとも、免疫機能の暴走だとも言われているそれが、静かに蔓延る現代日本――三十路の青年・巽大和は、雇い主・…

禍月千景はおれの友達でなんでも許してくれるから、だから殺そうと思った。

世田谷233で連載中のノワール小説です。 世田谷233及びBOOTHで公開済みの内容になります。

　エルデンリングをやっていて思いついたショートショートです。

素晴らしきUW（United of World)に肉は必要ありません。 みなさん、植物を食べましょう！ なぜなら、健康的だからです。 素晴らしい未来を持ったみなさんの糧となること…

Twitterに載せている掌編小説を掲載します。 切ないものから甘いもの、ダークでグロテスクなものまで様々。カニバリズム、ヤンデレ要素あり。 不定期更新です。

某県某所、端的に言って山奥に、そのリストランテがある。さる金持ちが道楽にと、完全招待制で経営している胡乱な噂のはびこるリストランテ。肉料理が名物のそこで、人食いの是非が問われる。

「食べるっていうのは、愛してるって印なんだって」 大好きだったあいちゃんはこう言っていた。 だから、彼女が交通事故で死んでしまったと聞いたとき、僕は彼女を食べようと思ったんだ。

彼女は、記憶を吐き出す。

女は男の肉を求めた。 男は己の肉を差し出した。 最期に男は全てを差し出し、 女は男の全てを手に入れた。

この世の総ては在るべき形に在るがままに定義されて存在する。 定義されないものは存在し得ない。 定義されないものは動作し得ない。 定義されるから存在し、定義が移り変わるから動作する…

「フジミヤ」という肉に纏わる連作短編集です。 （番外編「芙二宮精肉店」はちょっとブロマンスっぽいです）

和風ホラーなカニバリズム小説。残酷描写有りと性描写有りは保険です。 【あらすじ】 この世界には人花種という、恋をすると首元に花を咲かせる種族がいた。咲いた花がやがて枯れ落ち、熟…

好きな女を勢いで殺してしまった女が「うわー！」となりながら、嘔吐したりカニバしたりする話です。

若き天才シェフ·水田かおるは女手ひとつで山奥でジビエレストランを経営していた。飽くなき食材への探求のすえ、ついに人を手にかけてしまう。人肉を熊肉と偽って客に提供し、誰にも分からな…

ここは在りし未来。人の魂は完全に電子データと化し、肉体は「スキン」と呼ばれる代替性の素材に置き換えられた。 そこは人生が一度きりではなくなった世界。 経年12年のスキン、透見川水…

肉の肯定を目的としたSF百合です。

極上の砂糖と呼ばれる”シュガーウィッチ”の魔力。 その魔力で作られた料理は、極上の味であった。 だが、いつからかシュガーウィッチの体そのものが、最上級の料理とされ、シュガーウィ…