「なかったことに 短編」を含む小説

大きな胸がコンプレックスで、自分に自信が持てない女子高生・つばさ。 電車で痴漢にあっているところを、美女に助けられる。 美女はしばらくの間、つばさの登下校に付き合うと申し出てくれ…

エンタメ業界にいたがレイオフされた男が空港でうだうだと思い悩む話 舞台は2023年秋頃の設定です 企画で書いた短編です。 小説を書くにあたって利用したサイト様↓ ランダム単語ガ…

住み込みの書生とその家の坊ちゃんの話。幼い少年は自分が一番好きな相手の一番好きな相手は自分ではなかったことに気がつく 企画で書いた短編です。小説を書くにあたって利用したサイト様…

優柔不断な俺には告白など無理だと思っていたが・・・

第１話『娘の話』約２万字 意識不明の母を毎日見舞う美奈。いつか必ず目を覚ますと信じていたのに、容態が急変し、亡くなってしまった。 突然の死を受け入れられない美奈は、夜空の星に「母…

売った記憶は二度と思い出すことができない。 売る際には身分証明書もいらないし、その場ですぐにお金を受け取れる。不思議なことになくなった記憶に関わっている人たちからも、その記憶や体…

「君を魔法少女にしてあげる。」 高校二年生、人生17年目を迎えたあこは人生で初めて失恋を経験する。 魔法さえあれば全部なかったことに...そう願ったあこのもとへやってきたのは一匹…

シングルマザーになったのをきっかけに実家に戻り、子育てをしながら働いている「私」 ある日、帰宅すると兄から手紙と小包が届いていた。 手紙は父にも届いていたらしい。 母にだけ、何も…

　一九九二年。十歳の金城浩樹は柏崎海岸でおぼれ死のうとしていた。プロテスタントの牧師である父親は浩樹をたすけようとしたことで溺死する。そのために浩樹は『神は存在しない』ことを科学…

誰でも魔法が使える現代。 マホは、普通の女子高生。普通でないところがあるとすれば、異常なまでの魔法愛。そして彼女には魔法の素質がなかったことだ。 ある日、マホは偉大な魔女アリスの…

忘却がないと生きていけない 忘れることは生きていく術 でも、「なかったこと」にするのは難しい こころに刺さった棘はなかなか抜けない

安定してはいるが代わり映えのしない社畜人生を送る朽木啓（くちきひらく）は、駅のホームで子どもにぶつかられ、急行電車に撥ねられ死亡した――はずだった。 ところが、死んだはずの啓の前…

クラス転移で召喚された異世界。そこには魔王を倒す切り札、「聖剣グラディウス」があった。 資格なき者が抜けば腐り落ちるという聖剣が、真っ赤に染まり崩れ始めた。 聖剣を抜いたのは誰だ？

　ある日、神の手違いによる不幸な事故で、幼馴染の新庄ナナミと共に命を落とした猛（タケル）。 　二人は、お詫びとして特別な能力を得て異世界に転生することになる。 　……だが、その…

彼女はただ、みんなと生きていたかった

西暦2206年のタイムマシンの発明により、人類は過去の誤った歴史の修正に乗り出した。

「そういえば、さっき、今年の分が届いたのよ」 　二本分のガラス瓶。その中に詰められた、七色に輝く液体。 「リュカの分と一緒にここに置いておくから、今日の内に飲んでおいてね」 …

　ある日少女が手に入れたのは全能の力だった。思いのままに現実を変えられる。無から有を生み出せる。あったことをなかったことにできる。そんな力を使って少女が企んだことは――？ ※当小…

「『It’s all fiction!!』『〇〇を!!』『無かったことにした!!』一話完結コンテスト」参加作品。｢無かったことにする｣事をテーマにした短編です。 　ショートショー…

「中野さんと僕」「さよなら木霊」の二編からなる、紀行連作集。 「中野さんと僕」 2009年秋、中野さんという少女と「僕」は、とあるバンドの北海道ツアーを追って五泊六日の旅に出た…