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概要
売った記憶は二度と思い出すことができない。
売る際には身分証明書もいらないし、その場ですぐにお金を受け取れる。不思議なことになくなった記憶に関わっている人たちからも、その記憶や体験がなくなる。
たとえば、昨日友達と遊びに行った記憶を売ったとする。するとその友達も「あれ?昨日君と会ったっけ?」と言った具合。というよりも、そもそもなかったことになる。体に害もないし良いことづくめだ。
しかし。ただ、一つ条件があった。
その記憶にまつわるものを持ってくること。さっきのたとえで言うなら、友達と遊びに行ったときに買った物や着ていた服、電車の切符などそのときに関わっている物ならなんでもいい。それと一緒に記憶を売る。
こんな楽な稼ぎ方があっていいものなのか!
忘れたいことはありすぎる!
どんどん記憶を
売る際には身分証明書もいらないし、その場ですぐにお金を受け取れる。不思議なことになくなった記憶に関わっている人たちからも、その記憶や体験がなくなる。
たとえば、昨日友達と遊びに行った記憶を売ったとする。するとその友達も「あれ?昨日君と会ったっけ?」と言った具合。というよりも、そもそもなかったことになる。体に害もないし良いことづくめだ。
しかし。ただ、一つ条件があった。
その記憶にまつわるものを持ってくること。さっきのたとえで言うなら、友達と遊びに行ったときに買った物や着ていた服、電車の切符などそのときに関わっている物ならなんでもいい。それと一緒に記憶を売る。
こんな楽な稼ぎ方があっていいものなのか!
忘れたいことはありすぎる!
どんどん記憶を
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