「どろどろ」を含む小説

ある男のお話

公爵家令嬢のソフィアは、婚約者である王太子に「豚みたいで醜い」と言われ婚約破棄されてしまう。 美しく何でもできる妹のアリスと比べられ、美味しい食事を作ってくれる料理人にだけ心を…

兄が死んでも生き返るのを良いことに、兄の命を売る仕事をする兄妹。だが、ある時、ふと妹が簡単に命を奪っていく客に違和感を抱く。 ーーお兄ちゃんの命がどれだけあるのか誰にも分からな…

ぐしゃぐしゃのどろっどろ恋愛が書きたくて 病みながら書きました＼(^-^)／ 痛みは生。全部どろどろになればいい。

中宮定子の短い人生と、定子を傍で仰ぎ見た清少納言の美しく明るく幸せだった日々。そして『枕草子』にはあえて書かなかった舞台裏のどろどろとした世界。平安時代の貴族たちって、イケメンで…

夏休みまっただなかのある日。優良乃（ゆらの）は、友人の昼子（ひるこ）のために、アイスクリーム屋さんへ買い出しに行っていた。ある事情から大好物なのになかなか食べることができない昼子…

美しい容姿のリカと、地味で冴えないさなぎ。ふたりは幼なじみだったが、吉田という男が現れたことによってリカのさなぎへの気持ちに変化が表れ始める。 ある公募に出して落選した、約３年…

　七房朱希《ななふさあき》はある日、異世界に召喚された。 　まぁそれはいい。元の世界に特に未練もなかったし。 　で、冒険者にでもなって自由気ままに生きてみるか、と決意したその…

赤煉瓦の町を舞台にした、歌姫メル・アイヴィーのあったかもしれない話。

私には住む家もある。食べるご飯もある。毎日特に不自由なく暮らしている。 だが今の私は「生かされている」だけだ。「生きている」わけではない。 私はまだ何も成し遂げていない。

小学生の頃に引き取られてから、ずっと本当の姉弟みたいに過ごしてきた二人の物語。 当たり前だった日常が、気づかないうちに崩れていく。 小さな綻びは気づかないふり、そうすれば元に戻…

魔王の復活の時が近づき、魔物の出現が頻繁になった時代。 来るべく魔王との戦いに備え、魔力の高い者との交配を繰り返し、絶対的な力を備える王族は手当たり次第に保有魔力量の高い娘を城へ…

東の大陸に向けて西の国々が植民地を求めて蠢いていた時代。仁国の王・陽雲は、隣国大華と密通する丞相によって、傀儡とされていた。丞相の娘・星を妃に迎えることになるが、彼の心は育ての親…

あふれる、おもい、泥。

『自分でコントロールできない。』 ７年前。あのこだれ？すき ４年前。両想いだったんだ… なんもできないな… …

【あらすじ】 尾の生えてる種族の住む小さな村里〈けらむしの里〉 ここでは高等魔術の材料〈毒尻尾〉を生産する石室が世界に唯一存在する。 〈毒尻尾〉づくりをしている尾の生えてる少年は…

恋愛は美しく描きたい。でもこの物語はちょっとだけどろどろ。「恋」は、目に見えない妖精であり魔物よ！