切っても切っても
@saitouseikaanpan1
第1話
7年前の小学生1年生の時のこと
つまり
今、自分は中学2年生だ。
ごく普通の、どこにでもいるような
話を戻して、7年前。小学1年生の時の話からしよう。
といっても、覚えているのは少しだけ
彼と目が合って、
笑ってくれて、それだけ。
それだけだ。本当に
でも、そのたった数秒の出来事で彼を好きになった。
名前も知らない、顔も数秒しか見てない、声も知らない、性格も知らない
だけど、好きだ
好きになってしまったんだ。
失恋したり、辛い恋をしてると出てくる言葉がある。
『好きにならなければ…』って
でも多分、それは無理だ
好きに理由なんてない、って言葉。その通りだと思う。直感なんだ。ビビってくるんだ
それが、恋だと思う
その数秒が過ぎてから数ヶ月。
私は小学校に入学した
クラスは1ー1
特に何も考えず、ただ、1が並んでる!そう思ったのを覚えている
もう1つ。
はっきり覚えていることがある。
教室に入り、自分の席を担任に教えてもらい、向かうと、隣の席にいたのは。
記憶が曖昧な中、心の中にはハッキリと残り続けていた彼だった。
切っても切っても @saitouseikaanpan1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。切っても切ってもの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます