概要
『千年草子』今開く、清少納言の思い
中宮定子の短い人生と、定子を傍で仰ぎ見た清少納言の美しく明るく幸せだった日々。そして『枕草子』にはあえて書かなかった舞台裏のどろどろとした世界。平安時代の貴族たちって、イケメンでおしゃれで風流。しかも政治家!そんな、わくわくするもせつない物語。『枕草子』の多くの謎を、古書をたどりながら推理し清少納言と中宮定子、その周りの人々をここに再生させました。中高生の方にも読んでいただき、古文や歴史のおもしろさを新発見していただければと思います。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!清少納言と中宮さまの関係が尊すぎるんですけどッ!
清少納言と定子(中宮)さまの関係が尊すぎる!!!!
誤解を恐れずに言ってしまいますが……妄想力高めの百合好きさんは、枕草子を読んでみると面白く感じるのでは?と、思います。
あなたがほしいものが、古典のなかにあるかもしれません(笑)
というわけで、気をとりなおしまして……
本作は清少納言の『枕草子』の現代語訳です。
古典の現代語訳って、たしかに古典よりは格段に読みやすくなってるけど、それでもまだまだ言葉が難しい……と、読む前から犬猿しがちですよね。
ですか、本作はとても読みやすい!
それでいて、文章が美しい!
初めて読む『枕草子』としてオススメの一冊です☆
古典の授業で習った程度の知識し…続きを読む