概要
志と死
天正18年(1590年)、豊臣秀吉の伴天連追放令により大名の座から追放された高山右近は、前田家に寄寓していた。前田家の前田利家にしたがい、小田原征伐に向かい、小さからざる功績を立てた右近。右近の為人(ひととなり)と才腕を惜しんだ秀吉は、茶堂・千利休に命ずる。
右近を説得し、大名に復せと。
ただし、それには切支丹を棄教させることが必須条件で――果たして利休は右近を説得できるのか。
利休は、堺の茶室に右近を招いた。
右近を説得し、大名に復せと。
ただし、それには切支丹を棄教させることが必須条件で――果たして利休は右近を説得できるのか。
利休は、堺の茶室に右近を招いた。
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- ★★★ Excellent!!!「『清の病』の弟子」と「美意識に殉じた師」の対話
戦国時代に茶道文化を大成させた偉大な茶人・千利休。彼の弟子には名だたる戦国武将も多く名を連ねていますが、本作の主人公は、利休の弟子の中でも特に名高い「利休七哲」の一人、高山右近です。
歴史シミュレーションゲームでは「近畿で部下にできる、どちらかと言えば内政型の武将」な扱いの彼ですが、史実ではなかなか立ったキャラクターでして、敵の刺客と切り合いになった際、誤って味方に首を斬られても奇跡的に回復したりしています。いや、普通死ぬだろ。
彼は、茶人であると同時に切支丹でもあり、黒田官兵衛や蒲生氏郷といった戦国武将も、彼の影響で洗礼を受けています。切支丹ゆえに、秀吉の伴天連追放令によって大名と…続きを読む