「どうでもいいから」を含む小説

小学校高学年のとき、当時僕の通っていた小学校のウサギ小屋のウサギが何者かに殺されてしまった、という事件があった。 毎日ヒマな小学生の執念というのはすさまじいもので、僕はとうとう…

どうでもいいことを、ただひたすらに書くエッセイ的な何かです。 恐らく、いや十中八九読む価値はありませんが、それでも読んでくださった方々に感謝を。

ダンジョンがあるだけの、地球と非常によく似た世界。ダンジョンを中心に発展した世界。そんな世界を侵食する悪夢、禁忌領域と戦い続けて幾星霜、この世界の日本では、現在まで数百年に渡り拮…

　誰にとってもどうでもいい、ただの１／３６５にすぎない日になるはずだった〝今日〟が、タイマーと同時に鳴ったスマホが齎した一報により一変した。 　瓦礫を悪戯に積んで築いたような人生…

北村奏多（きたむらかなた）25歳はダンジョン委員会の社員、三島に無能というレッテルを言い渡される。 「Dランクじゃ、この先食っていけねえよ……マジでどうすりゃいいんだ……」 路頭…

知ったかぶりをするネズミが、からかい半分に小学校で飼われているウサギの所にやってきては、たわいもない話をするという内容。 「やあウサギくん」「やあネズミくん」で始まる極めて短編も…

「なぜ、こうなりましたの？」 とある王国で冒険者から貴族へと唯一成り上がりを見せた――リリーア・アルトゥークは王国に組みしたと民からの反乱を買い、断頭台（ギロチン）で処刑されてし…

魔法少女と言えば、悪者と戦うために魔法を使うイメージがあるだろう。 しかし、戦わない魔法少女はどうだろか？ 最後まで取って置くべき魔法は、結局どうでもいいことに使ってしまうもので…

　世界は師匠でできている。 　だって、僕に世界をくれたのは師匠だから。意味のない毎日に、意味のない生き物に、師匠は殺しという最大の名誉を与えてくれる。 　そんな師匠が、なぜか…

それは、他の異世界との交点からダンジョンが生まれ、その探索を生業にする探索者がいる異世界。そんな異世界で、探索少女二人組、フーコとマリーは今日もダンジョンを走り回る。おんぶして。…

かのじょを愛した魔女。 牢に閉じ込められ、人体実験をされながら育った主人公は、最早全てがどうでもいいと諦めて、日々を過ごしていました。 彼女はある日、世話役から自分が国を救う魔女…

スクーカム「べ、別に猫がかわいいだなんて思ってないんだからな？」 ソマリ「は、はあ……？」 侯爵令嬢ソマリ・シャルトリューは、十五歳で無実の罪を理由に婚約破棄され修道院送り…

現代日本においてはかなり希少な職業、探偵。依頼のこない、暇な日常に彩りを持たせてくれたのは、ある日にどうでもいい依頼を持ち込んで以来仲良くなった、助手を称する人であった——。

大学生の牧村有馬は、バイト代を全額ソーシャルゲームのガチャに注ぎ込み続ける程のガチャ廃人である。あまつさえ、親の仕送りそしてリボ払いにまで手を出そうとした時不思議な光に巻き込まれ…

【これはチャラくない真面目なチャラ男の物語……】 現世にてIT企業に勤めていた主人公の真面目　杉尾(まじめ　すぎお)。 名前の通りその生真面目さが災いし、過労の心臓マヒで死…

カクヨムコン9参加作品。 4章終了！ 駆け出しのアイドルグループ「マーメイドテイル」のメンバーだった私、水城乃亜（みずきのあ）は、ある日、誰かにナイフで刺された。 目が覚めると…

こちらは基本的には前作と同じで、「行き場のないアレコレを逃がす装置」としての脳内ダダ漏れエッセイなのですが。。。 今回は、自分のほかのテーマ縛りエッセイと連動させることにしまし…

目の前で人間が絶滅して、レオンは世界で最後のエルフとなった。 もうすぐ寿命を迎えるレオンは最後に世界を散歩することにする。 散歩してすぐに空から落ちて来た少女――シェリーはこの世…

書いたまんまです。 私(月影弧夜見)の書く作品のスピンオフ短編集。今後追加するかどうかは分かんないから『集』とは言えない気もするが。 主に執筆に詰まったり何もしたくないくせにク…

　俺は、オーテッドの捜査部に所属している。けど、仕事内容があまりにも地味だ。世間で騒がしている話題から分析して、正体を探る仕事…………といっても、俺に任されたのは幽霊の正体を探る…