「この世 短編」を含む小説

俺は死んだ。 理由はどうだっていい。 既に済んだことだ。 この世に未練はない。だから胡散臭い自称女神からの誘いに乗った。 転生する際の要望を聞いてくれる？ ガチャで出て来た…

この世に絶望し、生きることを諦めた人たち。 でも、彼らにたった一言でも『誰かの声』を届けられれば……もしかしたら、生きたくなるのかもしれない。 これは、とある女神がこちらの世界と…

　壮絶な家庭環境で育った主人公。 それでも懸命に生き、成長し、長い時を経て、 彼女は幸せを手に入れた……。 しかし、そんな生活も奪われてしまう──。 　死人の手によって。　 …

電車の事故で命を落としたはずの私。 そんな私が気が付くと立っていたのは、この世の物とは思えぬ迷宮の最奥だった。 そこは「ハザマの迷宮」 優しい言葉の案内人に導かれ、私は迷宮から…

【あらすじ】 "誰か、助けて---" 主人公:稲荷　衛（いなり　まもる）はあだ名が『お稲荷さん』のいたって普通の大学生。今日も何となく物思いに耽りつつ、何とな〜く雨空を見上げな…

この世をさ迷い続ける男は誰にも気付かれず孤独に打ちひしがれた。 光に導かれた先にあるのは新しい体と癒えない渇望だった。

世界には周期的に魔王が誕生する。 大賢者が生まれし古から遍く人々に畏怖されし存在、其は13年に一度、魔物が跳梁跋扈する世界の中心地に古城と共に忽然と現れ、世界全土に甚大な魔力災…

恋人が殺された。 その理由を知りたい俺は、『どんな真相でも暴いてしまう幽霊が居る』という噂に縋り付いた。 どこまでも続いているような、長い階段を下りた先。 そこに居たのはこの世…

底も知れず、光も届かず。 深い夜の間だけ、この世に穿たれる大穴がある。 そこに入れられたものは須く、世界からその存在を完全に消し去られる、理外の洞。 西東京のある山にひっそりと…

この世の全てを持ち合わせた完璧人間の長谷川の元にやってきたのは不思議生命体ぼびぃ。ぼびぃは自分をドラえ●ん的存在だと名乗る。しかし、度を超えたポンコツであるためお助けマスコット試…

「……めんどくせぇ臭いがプンプンする」 　白く伸び上がる魂に、自然と口からこぼれた――。 日本には、四十九日と呼ばれる喪に服す時間がある。 四十九日の大事な日に、法要を終わ…

死神手帳編。神界、冥界、魂界、式神を巻き込んで悪事を砕く為動き出した。 　この世の不条理、晴らして見せましょう警死庁。異論、反、barrenness（不毛論）。総理、総理、I'm…

短編です。我が最後の日はこんな香りの中に有りたいと… 終の里で暮らすシンディーは、幸せな終わりを考える。出来るだけ周りに迷惑をかけず、必要以上に人を悲しませず、あの世に向かえるよ…

ある少年と少女の話。

ショートショート集です。不定期に更新します。 「こんなことあったら面白いな」と感じていただけたら幸いです。

「この世の食事に貴賤などありません」そう言い切るのは変わり者として有名な美食家、松美家琉泉。 日本人離れした美貌、貪欲に『食』と『味』を求める好奇心、そして【不死の半吸血鬼】であ…

SFバトルファンタジー『この世は薔薇、咲けども咲けども棘のまま』 https://kakuyomu.jp/works/16817330652242716711 の、サイドストーリ…

心の奥底に癒せない苦しみを抱えながら生きる人々が、ふらりと導かれるのは、この世ならざる甘味処。 謎めいた和装の店主・神楽木花月から供されるお菓子が、過去と未来が交叉する甘美で切…

「写真」「CD」「手紙」「カップラーメン」「シャープペン」…… 自分とあの人の記憶を繋ぐ、大切な「鍵」が、この世にはたくさんあります。 さあ、アナタの記憶の鍵はなんですか？

バッティングセンターで花粉症と戦うお話です。