短編小説の良さが出ていると思います。
多くを語らず、その雰囲気を楽しむ。そして、考察する。そんな要素がこの小説にはあると思います。
虐待の描写は苦手な方もいるかも、ですが、それも含めてこの作品の一部。
残酷で苦しい、そんな世界観。
そして登場人物たちの前に現れる"死人"の存在。
この文字数で人の心を掴める文章を書けるのは、単純にすごいと思います。
あまり本編の内容にはネタバレになりそうなので触れられませんが、興味のある方は読んでみてはいかがでしょう。すぐに読み終わってしまうので、やはり後で考察するのを楽しめる作品かと思います。ちなみに、楽しい、はルンルン♪の方ではないです。それだけは間違いありません。
どちらかといえば、色んな意味でヒューマンホラー要素なので。
好きな方はおすすめ!