なぜ《死人語り》なのか

死者に殺された「母親」……その「娘」である空のまわりで連続する奇妙な殺人事件。果たしてその真相は――張りめぐらされた伏線。章を跨ぐたびに切り替わる視点。
「え」「いったいなにが」「彼女はどうなった」と頁をめくる指がとまらず、翻弄されながらも最後にはすべてがわかって、すっかりと終えられました。
なにを語ってもネタバレになってしまいそうですので、「さあさ、読んでください」とだけ、お伝えしたいとおもいます。

最後にタイトルの謎が解けた時の「ああっ」という驚きを、ぜひとも楽しんでいただきたいです。

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