胸に残るひと夏の《幻想》

夏休みの思い出づくりのために廃校を探検していた少年ふたり、無人の教室のなかに拡がっていたのは奇妙な水族館だった。水族館の館長に案内されて様々な海の生き物たちを観覧し、楽しい時間を過ごすふたりだったが――――

幻想的な「青」の映像が拡がる素晴らしい小説でした。ページをめくるほどにこどものころのわくわくとした冒険心、純真無垢な思い、いろんな感情がいっきに色あざやかによみがえってきます。
ネタバレになるため、語れることが少ないのですが、おとなからこどもまで幅広い読者様に読んでいただきたいと強くおもいましたので、レビューを残させていただきます。

あらためまして、カクヨムWeb小説短編賞2023「短編賞」受賞おめでとうございました!

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