「けもの道 ショートショート」を含む小説

売れない配信者の友崎は、心霊スポットからの生配信で視聴数を稼ごうとしていた。 やってきたのは「くだらないトンネル」と呼ばれるスポット。このトンネルはどちらから入っても上り坂が続…

とぼとぼ歩くサラリーマンの前に、手を繋いで歩くカップルが道を塞いでいた。 男は前に出たくても出られない。イライラしながらもこのカップルが気になりはじめ、ついに後をつけ始める！ 男…

道に明らかに変な女がいた。

－短編（読了時間 約２分）－　 「あれは星、星、星。あれも星、星、星」 少年が、夜空に見たものとは……。 　ジョンはいつもの、なだらかな道を歩いて、小高い丘へやってきました…

「自由」を求めて「普通」を一蹴した若者、翔(カケル)。だが、彼がゆくのは未知の道。果たして彼の乗る列車の終着点はどこなのか？ 一話完結です。

30歳の佐々木は、自身の死が数日後に迫っていると告げる奇妙な男に出会う。彼の名は木村。死を目前にした者に寄り添い、極楽への道を案内する存在だという。信じがたい予言が的中し、佐々木…

女の子が女になって、そして化け物になる過程で、何があるというのか。 身体から血を流し、男を受け入れ、子を孕み、子を産む。 乳を出し、働いて、金の勘定もして 弁当も作る。 い…

その日、中条は無断欠勤をした。 何もかもどうでもよくなったからだ。 そんな気分を変えるため銭湯へ行き、河川敷で昼食を摂る。 それからひとりでボーっとしているところに、同僚・荒木が…

険しい道のりを諦めず進んできた熊。 しかし出会った動物たちが発したのは、称賛の言葉でも、労いの言葉でもなかった。 熊は次第に、自分の頑張りをちっぽけだと思うようになった。

難病により余命を宣告された父親が、幼い息子に向けた深い愛と別れを描いた物語。

雨の季節、駅とショッピングモールを繋ぐ道には色とりどりの傘が吊るされ、訪れる人々の目を楽しませていた。そんな賑やかな通りを進み、短冊が飾られた笹の前で、北野は一人の少年と出会う。…

散歩好きの男がいつもと違う道を進んだ先に待ち受ける物とは？

目覚めると宙に浮いていた。（空だって飛べる）。 どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く・・・（花火） 誘拐され山小屋に閉じ込め…

人生の最後に、成仏することができなかった小坂は「未練消化センター」の案内で、俗世に残る未練を清算するチャンスを得る。元恋人と親友への深い恨みを晴らすため、彼は呪いの力を借りて復讐…

スラム街に建つ団地の中で盗みをしながら生活していた少年。 ある事件後、少年はひとりの男と契約を結んだ。 そして、男の命令に従い盗みをして暮らす中で、悲しい真実を知ることになる。

主人公は母と一緒に買い物に出かけていたところ、突然、交通事故に巻き込まれる。事故の衝撃で意識を失った主人公は、真っ白な世界に迷い込み、そこで「自分が死んでしまった」と感じる。しか…

道ならぬ小さな純愛の物語。 【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語　参加のための書下ろし。 怖くなり過ぎてゴメンナサイ！

人間関係や自分の能力などに落ち込む人たち。 そんな人たちを救うのは、人?または動物...? 突如町に現れる篠山神社の正体は... 誰かが困っている、道に行き詰まった人たちを救…

曽根宮くんはタダの会社員。 社会の厳しさに触れて日々お疲れの曽根宮くんは、疲れ切った体を引きずって、今日も会社に出勤するのだが。 どうやら、通勤の道すがらに気になるモノがあるよ…