概要
絶体絶命不気味系SFホラーを集めたショートショート集
目覚めると宙に浮いていた。昨夜、酒に酔った帰り道、老人に「金を恵んでくれたら、願いを叶える」と強請られた。調子に乗って一万円を渡し、「空を飛びたい」と言ってしまったからだ(空だって飛べる)。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く・・・(花火)
誘拐され山小屋に閉じ込められた美和子の前に木枯らし使いが現れる。美和子が助けを求めると、木枯らし使いが言う。「木枯らしを吹かせる以外、何もできない」と。イッソップ童話「北風と太陽」の後日談?(木枯らし使い)
終電間際の地下鉄の車内で、うたたねから目が覚めると、時間が止まっていた。車内では自分以外、全ての時間が止まっていた。世界の帝王になったと喜んだが、車内では時間の経過が必要なことは何も出来なかった
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く・・・(花火)
誘拐され山小屋に閉じ込められた美和子の前に木枯らし使いが現れる。美和子が助けを求めると、木枯らし使いが言う。「木枯らしを吹かせる以外、何もできない」と。イッソップ童話「北風と太陽」の後日談?(木枯らし使い)
終電間際の地下鉄の車内で、うたたねから目が覚めると、時間が止まっていた。車内では自分以外、全ての時間が止まっていた。世界の帝王になったと喜んだが、車内では時間の経過が必要なことは何も出来なかった
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?