「ハッピーエンド(？) 短編」を含む小説

十二歳のとき、私は雪の精のような美しい人を拾った。でもその人はある日雪のように消えてしまった。それから一年後、角家に養子入り、十六歳で後宮へ。旦那様の計画通り、皇帝の寵愛を受け、…

小説家を目指す「僕」は「短編小説」が大嫌い。 そんな「僕」がちょっとだけ「短編小説」を好きになれるかも、と感じた瞬間の話。 ＰＳ：この偏食家な「僕」が好きになりそうな短編小説が…

ある夏の日、青年が故郷の田舎町へと帰ってくる。 そこで、昔一時を過ごした少女と再会する。 共に過ごす時間、少女は青年への秘めたる思いを伝えるべく、ある決断をする…… 一人の少…

百合な恋愛の短編・掌編集です。 自主企画「同題異話」への参加作は、エピソードタイトルにその記載があります。 たかなんさん（https://kakuyomu.jp/users/k…

主人公は不幸だった。子どもが欲しいのに授かれない。電車では気味の悪い女に襲われ、触られた右手に異変が起きる。さらには夫の心が自分から離れていく……。 これはそんな主人公が、念願…

貴方を奪い返すためなら、どのような手段も厭わない。利用できるものは全て利用する―― 女であるがゆえに王位継承権を持たないブランシュ王女。父王には顧みられず、継母の王妃には使用人…

鳩が小学校の体育館で寒さを凌いでいると、四年生の出し物を窓越しに見られました。演目は、『ほんとうの宝物は』です。この劇を通じて、本当の宝物を探せるでしょうか。 ◆主な登場人物 …

新米代官の成長と彼を慕う幼なじみの少女の淡い恋心を描きました。 短編ですが、是非お読み頂けたらと思います。 なお、この物語には、ベースとなる物語があります。 もし面白いと思…

その夏、日照りが続いて畑はひび割れた。村長は幼い姉弟に山神さまへの遣いを頼んだ。遣いなどというが、実際は贄だ。身体の弱い弟を庇い、姉は供物と共に輿に乗る。 山の奥に待っていたのは…

頭に角を持つ、容姿端麗なイケ鹿人間の馬鹿目点白（バカメ テンシロ）の弱点は、壊滅的に漢字が駄目なこと。そんな彼に手を焼く『僕』は、あくまで普通の人間だと思っていたのだが……。

KAC20205：お題「どんでん返し」参加作品 その晩、悪魔は一人の女性に恋をした。結ばれない恋と知りつつも、悪魔は花束を持って彼女のもとに向かうが……。

僕のクラスではいじめがある。 ある日、僕は止めるために大胆な行動に出る。 いじめは解決するのか……？

イベント用短編全五作の最終章になります。最初から読んで頂けると楽しんでいただけるかと思います。 記憶を奪われた【彼】と記憶を奪った【彼女】は死後の世界で再び出会う。優しすぎる世界…

Twitterの『三題噺のお題メーカー』で出た『宇宙』、『地平線』、『残り五秒の世界』でオリジナルの短編小説を書いてみました。 一次創作なのでお題には添いましたが自由にかけて楽し…

イベント用短編連作の第四作目。 幼馴染みの恋人同士の命の垣根を越える恋の物語。

派遣社員の藍子（あおこ）は、オフィスで役員にラリアットをかまして契約を切られてしまう。 故郷に帰った彼女は、再びオフィスへ戻ることが出来るのか？ ※本作は、暴力及び他人様の…

オカルトマニアの二塚遊(ふたつか すさむ)は、メルヘンぽい少女が気になっている。 どうにか接点が欲しいけど……。 抽象的すぎて伝わらない、それでもほっこりする雨上がりストーリー。

五十音順殺人をしよう、友人に誘われた私は、ただ呆然と立ち尽くすのだ。

【KAC20203参加作品】 文系女子フェチを拗らせた高校生の『俺』が好きになったのは、同じクラスに所属するクールな雰囲気の文系女子・咲崎さん。告白するなら『今』しかないッ！