「雰囲気」を含む小説

短編小説をあげます 主人公も舞台もジャンルすら雑多 5分以内に読める雰囲気小説の集まりです

世界観は語らない。雰囲気のみ。始まりでもなければ、終わりでもない。ワンシーンを切り取った、吟遊詩人が語るような物語を、どうぞお楽しみください！

ある日父が家に連れ帰った動物は、不思議と妖艶な雰囲気を備えていた。 鹿のように黒々と濡れた瞳。鈍く輝く銀色の長い毛。脚は短く、地面を引きずるように、不格好に歩く。猫に近いなにか…

大きなところ→小さなところを描く練習も兼ねて。 雰囲気を感じてもらえたらいいなぁ……。

陰気な雰囲気で、黒縁メガネをかけた女性社員。 彼女はクロコと呼ばれている。 まるで魔女のような風貌さながら、彼女には噂があった。 「彼女の黒い一面を見た者は、やせ細り魂を抜…

高校二年生になった俺、渡良瀬泊(わたらせとまり)はある出来事をきっかけに学校生活の裏にある諸々の問題を丸く収めることを目的とした風紀部に入ることになる。そこにいたのは、美少女水無…

イスラム教にまつわるお話という企画があったので、応募してみました。 一寸変わった雰囲気のあるお話ですが、とりあえず読んでみてください。

禁忌と呼ばれる人外の生命体をバッタバッタと殺していくバトルファンタジー。 短編一つ一つで完結した物語にする予定。 どこから読んでも大体大丈夫ですが、石榴塔から順に読んで下さる…

ある女のお話。 生き方を間違えてしまった。ただそれだけの話です。 盛り上がりも、面白みもありませんが、不思議な雰囲気ではないかと。 どうか、よろしくお願い致します

ある日ある海辺に一人の女がやってくる。 ひどく海を恐れながら。

難読漢字等でルビを多用しています。 その為、読みづらいと思われる向きもあるかも知れませんが、ご容赦下さい。 本作は架空の創作です。 文中に登場する人物名、団体名等は、現実のものと…

“普通”や“当たり前”ではない男の、思考の物語。 ＊作者のマイワールドが全力で展開されているお話です。“よく分からない”雰囲気がお好きな方は、どうぞ。

僕は今、特製パンケーキとアイスコーヒーを注文しました。店内はヒノキの香りをベースに店の自慢であるパンケーキの焼きあがった香りと特製シロップの甘美な匂いに包まれています。店内は空席…

　ごく普通の高校生、黒崎楓には前世の記憶がある。 　こことは違う場所。数多の同胞を率いて人間族と敵対していた存在————魔王としての記憶が。 　つまるところ、彼は転生者なのである…

自主企画「🐮誰かにアレンジ・リメイクしてもらいたい自選小説🐮」に参加されていた@SO3H 様の作品を私なりにアレンジしてみました。 @SO3H 様の作は、こちらから読めます。 …

雰囲気で書きました。 カクヨムWeb小説短編賞2020中間選考突破 第一回イトリ川短編小説賞銀賞　テーマ：たったひとつの望み

いつからか幽霊が見えるようになってしまった少年、瀬月秋冬は追われていた。 今まで見てきた幽霊とは全く違う、悪意にまみれた、幽霊と思しきものに。 そしてそれは彼と彼女の出会いであ…

暑い夏、部活で倒れて木陰で休んでいて偶然出会った少女。 　都市伝説、幽霊、宇宙人・・・ 　少女はそれらに近い、なにか不思議な雰囲気を持ち、ふと現れてはいつの間にか消えている。 …

サリンジャーの短編の雰囲気（笑い男）を少し簡素な削った文体で書いて湿った情感を出すことを念頭において、なんか書けそうだからという理由でかいてみた。バスのシーンがあり、ボーイスカウ…

この小説は『500字恋愛！書いてみよう！』という企画に参加させていただくために書かれたものです。