概要
パンケーキを食べていた、それだけ。
僕は今、特製パンケーキとアイスコーヒーを注文しました。店内はヒノキの香りをベースに店の自慢であるパンケーキの焼きあがった香りと特製シロップの甘美な匂いに包まれています。店内は空席が少々、談笑の絶えない明るい雰囲気がとても心地いいです。今か今かと待っているこの時間がとても幸せで、最高の贅沢。仕事もプライベートの暗いことも忘れて、この空間の一部になっていくフィーリングが得も言われない。ホールをあちこち駆けまわる店員さんはビジネススマイルを忘れずせっせと移動していく。おっと、そろそろ僕の注文したものが届く頃だろうか。僕はテーブルの隅に置かれていたナイフとフォークを目の前に持ってきて、彼らの到着を待っていた。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?