「わかってます」を含む小説

ここはコンビニのバックヤード。今日も今日とて女子高生がウチの店で万引きをした。店長として、大人代表として、ここでしっかり反省させなければ……

一学年上の東堂由佳に恋をする少女、西上枝美。そんな枝美に恋をしている南条彩、そして彩を慕う北見みや。四人の少し"変"な関係が続いていたある日、由佳が後輩男子から告白されたと言い出…

駄目だと分かっていた、でも一目惚れしてしまった。幻想を、幻想のままで終わらせたくなかった。絶対に無理だとわかっていても、私は―― 《主な人物紹介》 村木 雅(むらき みやび) …

娘7ヶ月。産まれてからおっぱい一筋、むしろミルク飲んでくれないくらい。私に何かあったときはミルクどうやってあげよう、マグマグも駄目だしと悩み中。 そんな時に起こった出来事。 世…

無口系ヒーローがよく喋る悪役を倒す。 それだけの話。

　突如、日本近海に浮上したもうひとつの日本列島。それはかつての自らの姿であり、最大の敵となるべき相手だった。 　日本のすぐ南に接するように明治二十年の日本列島が浮かび上がる。日本…

銀のフォークが黒くなった。 何を言ってるかわからねえかもしれないが、つまりだ……俺は今、高い確率で毒を盛られている。 王国の第一王子である俺には人には言っていない秘密がある。 い…

　さて、この舞台が始まる前にいくつか注意してほしいことが何点か。 　この舞台はボクの今までの人生をつらつらと話すだけのものだけど、ボクの人生は決して楽しいものばかりではなかったん…

「青子、お前に不可能はない」――父親にずっと言い聞かされてきたこの言葉は、いつしか青子にとって魔法の呪文となった。 　しかし二十歳になろうとしている今、幼馴染の武長に「最近、口に…

主人公・水乃真白が自分の生活圏内で、鳥の看取ったり、女の子と仲良くなったり、りすを成仏させたり、星と語ったり、過去を振り返ったりする、変な日常を綴るお話。 「変な日常？そ…

「わかってる。あの日交わした幼いながらの約束を僕は忘れたわけではないから。」 「なら！ならどうして今は続けてないの！？ 　その事実こそが忘れたっていう証明にならないの？ 　桜…

宇宙人をストーカーした罪で警察に捕まった僕は、それが縁で中学生のときの同級生「ユカ」と再会した。 漢らしくて乱暴者のユカ（性別：女）は、オタクで引きこもりで女っ気のかけらもない僕…

---自分が何でできているのか知らないの。 あなたは(私の)何を知っているんですか！？ 使いやすい言葉、物語シリーズからの引用 引用、ラノベ文化、現在のオタク文化の象徴 君たちは…

主人公の轟木慎太は、北海道内の大学に通う学生。恋人の大和田暖乃と共に、普通の学生生活を送っていた。 しかし、慎太は「普通」ではなかった。彼は絶滅したエゾオオカミの末裔で、人にも…

2010年に作者が公開したＲＰＧツクール製のフリーゲームLittle Summonerの短編小説版です。 ピクシブに投稿したものと同様の作品です。

「先輩はどうしていつもああなんだっ！」 「夏目君の周りってさ、いっつも新しい女の子がいるよねぇ」 「何言ってんの、そんなわけないでしょ……私はいつだって、葉山さん一筋ですから…

　海野松助は専業主夫をめざす普通の男子高生、しとやかな大和撫子が好みのタイプなのに、生徒会長で男っぽいなぎさや腐女子の街子ぐらいしか周囲に女がいない。 　俺はアイドルＡＲＩＳＡみ…

どこか海外の街のわりと最近の時代。よくわからんけど当事者はなんとなくわかってる風に過ごさなくちゃならない場所で安穏にだらだら生きる男の生活とちょっとした見解を。主人公の名前は一度…

小説「豊の国の姫巫女たち」を書くきっかけとなった、随筆です。 いろいろ調べていく内に、宇佐神宮の成り立ちにも関係していることに気づき、しかも宇佐神宮には元宮と呼ばれる薦神社があり…

ずっと大好きだった幼馴染だった悟に、いつからか密かに深い恋心を抱くようになってしまった優太。 友達としての「好き」という言葉だったってことはわかっている。けれども、どうしても忘れ…