豊の国と耶馬台国
楠 薫
第1話
宇佐神宮へ初詣に行った帰り、ふと海が見たくなって、国道10号線から大分県との県境を流れる 山国川沿いに河口へと車を走らせました。途中になだらかな丘陵があり、見晴らしが良さそうなので 立ち寄ってみて驚きました。
新吉富村の
248年に卑弥呼が亡くなった後、「更に男王を立つるも国中服せず」、弱冠13歳で
その宇佐神宮の元宮の一つが、かつて中津
継体天皇21年(527年)、
この乱の後、豊の国の中心的氏族、渡来系の
同じ頃、
その後も
そして720年の隼人の反乱では、薦神社の
さて、薦神社にようやく社殿が出来たのは、
宇佐亀山は三つの巨石を
ところがこの三比売大神は日本書紀巻第一神代上第六段一書第三の条によると、 「則ち日神の生れまする三の女神を以ては、
今、海の北の道の中に在す」とあり、最初は宇佐の地に降り立ったことを示しています。私にはこの 「(
と言うのも、かつて薦神社の
また、薦神社の所在地、
ところで、卑弥呼の墓に関する魏志倭人伝の記述に「大作
それにしても卑弥呼の跡を継いだ台与は13歳。それまで争っていた国々を黙らせ、従わせてしまったという ことは、卑弥呼にも勝るとも劣らぬ巫女としての霊力の持ち主であるとともに、絶世の美少女だったに違いない と私は睨んでいるのですが、いかがなものでしょうか。
豊の国と耶馬台国 楠 薫 @kkusunoki
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