「終わる」を含む小説

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト参加用の短編

宇宙には終わりがある。それを避けることは出来ない。けれども、止めることは出来るかもしれない。小さな探査機に乗った人工知能は、その日も使命とともに宇宙の黄昏を進む。

俺、マサル、悟志、リバ。大学生の四人はいつものように大瀧詠一を聞きながら麻雀をしている。 学校にも行かず、下世話な話や愚痴をダラダラと垂れ流しながら麻雀を続ける日々。だが、それは…

pixivノベル21秋に応募した作品を加筆、一部を変更したものです。 以下簡単なあらすじ。 鬼とヒトの争いが続く日本。生きるために殺し、守るために刀を振るその戦いは終わるところを…

すぐ読み終わる3分間ミステリー。なんなら1分かも。sideAを読んだ後、一度「何がおかしいか」を考えてからsideBにいくとより楽しめると思います。

　Ｓｉｄｅ　新田　園子 　宇宙からの来訪者、インベスターにより次々と世界中の主要都市は陥落。 　圧倒的なテクノロジー、空を覆い尽くす円盤、陸を埋め尽くす巨大兵器。 　 　…

架空の日本、架空の離島。平穏だったその島に、本土からやってきた青年が危機をもたらす。朝焼けに始まり、朝焼けに終わるお話です。

好きな物は読書。大切なものは本と友人ととても在り来りな女の子である玉梓眞琴。ある日友人4人と歓談中に異世界へと転移される。彼女達には世界を救うための能力があるのだという。そしてそ…

一つの大陸に複数の大国。 それぞれがギリギリのバランスで均衡を保っているこの世界で、何か一つ綻びが出ればどうなるのか。 国外ではそれぞれの利権が、国内では魔法使いとそうでないもの…

我が家には代々ドラゴンがいる。ドラゴンは守り神のように、何百年と我が家を守ってきた。 私にとっては、祖父のようであり、父のようであり、兄のようであり、弟のようでもある、決して切れ…

一分と少しだけ。。。

学生時代、同じ夢を志した俺たちの現在は、どうしようもないほど差がついてしまった。 このまま終わるのは簡単だ。もう身の丈が分かるぐらいには生きた。 じゃあ俺は、何の為に生きているの…

とあるリーマンのお話です（完全フィクション）。

杠葉龍斗（ゆずりはりゅうと）は、幼い頃ある事件でトラウマを抱えてしまう。 数年が経ち十六歳になった龍斗は亜来学院へ入学する。 入学式で学院長の鳳条旋藏から世界の真実を語られる在校…

　サパンウッド村に暮らす青年“グレン”は、恋人の“トリシュナ”と、母親と退屈でありつつも甘く平和な日常を過ごしていた。しかし、その日常は突如終わる。想いが理性を凌駕し溢れた時、人…

　変幻自在に色を変える。症状は多彩で天邪鬼。そんなあなたを愛しています。 　夕立が止んで日没が顔を出した。その時僕は見たのだ。太陽が顔を出したり出さなかったり、出したと思っ…

「もっと、俺の音を聞いてくれ」 　全身の血が滾る。 　止まない雨、観客の熱は最高潮。 「もっとだ。もっと熱を、最高を俺に感じさせてくれ」 　雨音、声、楽器の音。止まない歓…

twitterでの企画『#Twitter300字ss』に投稿した作品をまとめた作品集です。 忘れたり思いつかなかったりしなければ、毎月1話ずつ増えていきます。 それぞれ300字以…

　秘太刀“斬壺（きりつぼ）”。 　その技を以て、老剣客はかつて岩を斬り、壺を斬った――割ることも砕くこともなく、真二つに――。 　ただしそれができたのは、若き日のたった二度だけ。…