「待つ」を含む小説

ロックバンド〈ネストポール〉のギターヴォーカルを務める眞見燈火は、心因性の病から咽を痛め、歌うことができなくなっていた。回復を待つ者、停滞に倦んで去っていく者……バンドを巡る混乱…

クロという男の異世界召還。待っているのは希望か絶望か。そんなお話

ある雪の夜、寒さに凍える美冬のもとに、幼馴染の秋人が訪れた。 ＝＝＝＝＝＝ 企画参加作品 【筆致は物語を超えるか】 https://kakuyomu.jp/user_event…

【第2回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「金貨」、「カタツムリ」、「星」】に参加しています。 家族を想い、男は選択する。 彼の待つ未来とは？ 400字ほどの悲しい…

　人間と神。交わるべきではなかったふたつの存在。 　ならば。 　その間に生まれた私は、生まれるべきではなかったの？ 　今日もリノヴェルカは問い続ける。びょおお、びょおおと風の音。…

有能は部下は手際よく手筈を整えてくれた。 あとはターゲットの死を待つのみ。 ボスと手下は勝利の美酒を味わうのだった。

　来世への門で待つと遺した兄を見送って十年後、弟の『皐月　圭』は飛行機事故で生涯を終えた。 　死後の間へと至った圭は、しかし、兄との再会は叶わなかった。異世界『ディプカント』へ…

年上の司書教諭との不倫関係に溺れる男子高校生。 複雑な家庭に育ち、世の中を醒めた目線で見つめる女子高生。 自らの身を焦がして強く輝く、彗星のような十代の物語。

──独占したいほど、大好きな友達に出会った。 クラスにやってきた転校生は、大人びていてどこか浮き世離れした印象だった。クラスの視線をものともせず、水瀬葵の視線を独占したのは目立た…

唐棣（はねず）家の庭に植えられた一本の藤が「鬼憑き」と呼ばれているわけは、枯れることなく年中花を咲かせることと、藤の下に緋色の目をした鬼がいると噂されているからだ。 けれども一人…

世界の理不尽さに気づいていながら、蓋をして思い出さないように生きていた茅光木が、窓から景色を眺めていると、声がした。 「見つけたわ。私と一緒に来なさい」 学校に水上紬と名のる…

異世界から急に父である国王に恋雪たちの住む現代へ飛ばされてしまった二階堂夏彦。「異世界からきたの？」「異世界に来たんだ俺は！」…… グダグダなラブコメスタート!!

『突然ですが、人類は滅亡しました』 　少年少女が目覚めたのは学校の一室。突然放り込まれた状況で、伝えられたことは「人類滅亡」という実に薄っぺらく現実味のない話。 　学校内にうろ…

とある男は、気づいたら森の入口に立っていた 呼ばれている気がする、なぜかその森に入らなければならないという気がする 男を森へ足を踏み入れる その先には、1羽の孔雀がいた …

　時代は、90年代初頭。 　金と地位と権力と愛欲。 　私利私欲に溺れた大人達に翻弄されるのはいつだって弱者。 　二人の少年はある事件に。 　少女はある事故に。 　静謐な幸せ…

ある日、現実の人類は永遠に繰り返す６月の世界に閉じ込められていた。 主人公の暁夜（きょうや）は戸惑いつつも２週目の６月を満喫し、文香（ふみか）という恋人もできる。 その最中、暁夜…

女神――アーシェ・アーガリアは、再び現れた邪龍から異国――アスタリア王国を救う為に現実世界で勇者を探し始める。そして女神は、青年の葵（あおい）夏奈実(かなみ)と出会う。アーシェは…

優秀な兄・冰絽斗（ひろと）の影に埋もれ、波風立てずに生きてきた少女・池咲枝（いけさくよ）。 18になり、無難に付属大学への内部進学を選んだ彼女。 しかし本当に学びたい声楽科は、そ…

※一番後ろから読むのがおすすめです。 ※下に行くほど風景描写が綺麗になります。 ※美しさを求めるなら下から、真意を理解したいなら上からどうぞ 内容としては奇奇怪怪かもしれない…