暗殺の祝宴

勇今砂英

美酒

「旦那、やりましたね。」

「うむ。今頃奴は毒入りワインを飲んでお陀仏という訳か。それじゃあ我々は勝利の美酒をいただこうかな。」

「へい。どうぞ。」

「乾杯!」


「−ところでこの酒は何だ?」

「へい。実は作った毒がちょっと多くって二本ワインを用意したんですが、その残りです。」



「え?」



「あ。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

暗殺の祝宴 勇今砂英 @Imperi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ