勇今砂英

ずっと疑問でした。 「何で『読まれない』という理由で書くのがしんどくなるんだろう？」 「好きで書き始めたのに、なんで書くのがつらくなるんだろう？」 「好きで始めたことなのに、何…

自主企画１４０字の可能性を探る会への応募作です。 物語の背景はこんな感じ： 雪の日に誕生したカップル。最初はラブラブだったのに、いつしか二人の間には亀裂が入った。もうやっていけな…

妄想や日常から生まれるギャグやダジャレ、パロディなどを140字のひとこまにして連載中。

自主企画「１４０字の可能性を探る会」に向けて書きました。 いいですよね、超短編。好きです。湯水のように生み出せる人になりたい…。

心機一転するには、要らない物を処分するのが良いらしい。

俺がかつて愛していた女性が、通り魔に殺されたとのニュースが流れてきた。

ちょっぴり強がりな女の子の失恋話。 ぴったり140文字の小説、という自主企画用に書いたものです。

新生活の季節、俺も新しい世界へ飛び込むことにした。

死に触れて、死に揺れる、少年少女たちを描いた短編集です。

今でも、あの時の事を鮮明に思い出すことが出来る。 2020年の8月11日。 蝉の声が四方八方から響く、うだるように暑い夏の日。 海の向こうまで見通せる、おばあちゃん家の軒下で。…

8月のお話です。

ある目的のために海へとやってきた彼女は、ある女性と出会う。

かつて画家を目指していた佐伯保は、あることがきっかけで再び絵を描きはじめる。それが、ある再会をもたらす。

　宇宙人、超能力、タイムトラベル、人工知能……古典的テーマを幅広く扱ったＳＦ作品集です。 　 　「５分で読書　未知におどろく銀河旅行」というタイトルで書籍化されました。 　残念な…

【第四回カクヨムコンテスト短編小説 キャラクター文芸部門中間選考通過作品】 １９４５年の夏、海軍航空隊航空兵の飛田正彦（トビタ　マサヒコ）大尉は、宿敵Ｐ５１と一戦を交えるのだが、…

二人の少女は、部屋を巡っていた。そうして、ある部屋へとたどり着く。

カクヨムに登録したばかりで、何をしていいのかわからないという「カク」ひとのための初心者向けガイドです。 フォローとか、レビューとか、応援とか、自主企画とか、さっぱりわからんという…

祖父が亡くなり、葬儀に参列するため帰省した私は、過去のことを思い出す。

日常系VR焼き肉ゲーム、ヤキニク・オンライン 。……VR焼き肉？

記憶を消して、もう一度あのアニメを見たい。あるアニメにハマった少年のお話。

家猫のクロチィーは金色の猫スィスィアを探して縄張りである家を出る。そこで出会う様々な猫達。シャム猫の若頭ムチャク、優しいキジトラのルチル、流れ者のアキ、長のシロじい、渡世猫のサブ…

一枚の絵と、一人の少女の物語。

　新着から読者様が少しずつ来てくれて、面白ければ徐々に読者様が増えると思っていませんか？　そんなことありえないんですよ実は。 　カクヨムに投稿を初めてはや半年。カクヨムについて…

とある港町には規則がある。父親は、自分の長男が十六歳になった日に、船を受け継がせるというもの。 ショートショートストーリー。

雪の山で鶴を助けたおじいさん。 義理と人情に厚いので恩返しされることに。 しかし、全然感謝したくないのはなんなんだ！！ ↓前回の投稿↓ 『森羅万象にさだめる期限法』 htt…

『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』にて〆切に間に合わなかった、或いはネタが浮かばなくて投稿を諦めたお題を消…

電車が遅れたある日の事。人があふれる駅で、私は彼と出会った。

新聞記者マイケルは党本部のスキャンダルを追い、知ってはならない真実を掴みかけて、死んだ。それから百年後、未だに党が国を牛耳る未来にマイケルは甦る。脊髄チップに刻まれた記憶に従い、…

【カクヨム3周年記念選手権～編集部賞受賞作品】 ある朝目覚めた時に、別の女性が「妻」になっていた。 それは、夢の中での出来事のせい？

アジア東部における紀年法の一種、元号。 年を単位とするが改元は一年の途中でも行われ、一年未満で改元されたこともある。 日本において、二四八番目として新元号『令和』が発表された。 …

<カクヨム3周年記念選手権 10日目お題> 会社勤めの傍ら、ウェブ小説を書いていた僕の元に、全日本凡作保存会なる団体からメールが届く。 怪しみながらも話を聞いてみると、その団体に…

<カクヨム3周年記念選手権 4日目お題> これは遺書である。認識が崩壊する世界へ、私が爪痕を遺すための。 ヒトが口から情報を吐き、次々に消えていく。 私の言葉があなたに届きます…

<カクヨム3周年記念選手権 7日目お題> 人間のしがらみから解き放たれるため、僕は自身の肉体を捨てることにした。 人工知能との融合で、僕は新しい目を、新しい生を得るのだ。 お題…

知る人ぞ知るカタリィ・ノヴェルの常識を覆した問題作！ ★カクヨム三周年記念選手権応募作品★

バーグさんいつもアリガト。

二分以内で読み切れる超短編です。

カクヨム３周年記念選手権参加作品、第１０弾「『カタリ』or『バーグさん』」 ある日突然、知らない二人が家の前で倒れていたら……。 そしてそれがもしあの人達だったら……？

みんな大好き、美少女AIバーグさん。 目覚めると狭い部屋に監禁されていた。 犯人の心当たりは、結構多い。 泣かせた作家は星の数ほど。今こそ舌禍の報いを受けよ。 彼女にはと…

滅んだ世界に、廃虚のように残された、巨大なる夢蝉の抜け殻。その中に人々の街はあり、詠み人の紡ぐ物語は、殻を光で満たしていた。しかし、四六番目の殻の詠み人カタリは、物語を紡ぐことを…

日本を代表する国語辞典の一つ、広辞苑。 二〇一八年に刊行された第七版には二十五万語の単語が収集されていながら、従来の八センチの厚さから変えていない。 そんな広辞苑を使い、語彙力ク…

中学生のぼくは、ひそかに憧れている同級生が利用する小説投稿サイトのアカウントを取得しようとしていた。そこに怪しげな少年カタリが現れて―――― トリが好きなのでトリを出したくて…

初めに“おめでとう”が消えた。次に“ありがとう”が消えた。世界から言葉が消えていった。言葉が次々と死んでいった。 あまりに短く拙いですが、『残像に口紅を』へのオマージュのつもりで…

二分以内の超短編です。

感情で動いたほうが、上手くいくこともある。 かもしれない。

内藤弥之助、フィギュアスケート界屈指の実力者と言われながら、なかなか頂上を取れずにいた。 彼の前には常に、ライバル久喜の姿があった。 いつもあいつにおめでとうと言い続ける日々。 …

最近、軽々に使われすぎている「ありがとう」 薄っぺらい感謝に価値などあるのか。 神はそれを取り上げた。 失って初めて分かる、ありがとうのありがたみ。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ …

ストレートな表現を避ける言語文化――略語。 略された言葉の陰に隠れされし文字 その文字から本来の言葉を類推して略語を答えるクイズ 「逆略語クイズ」が今、はじまる KAC8…

大いなる人類の悪ふざけ。 カクヨム3周年記念選手権　お題8日目「3周年」投稿作。