SFショートショート集「タイムマシンG」

作者 ますだ/ペンC

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★★★ Excellent!!!

<この作品のいいところ>
・短くて読みやすくて、固くない
・でもしっかり面白くて引き込まれる
・アイデアが豊富

連載形式ですが1話ごとに完結形式なので読みやすいです。

長過ぎる長編で疲れた人も、
ありきたりな内容ばかりで飽き始めた人も
3分あればこの小説の1つは軽く読めます(*´∀`*)

で、しっかり「予想できない」です。

小説そのものはもちろん、作者「ますだ/ペンC」さんの世界観に触れて
あなたの中で新しい発想や考え方が出てくることもあるはず。

ぎゅぎゅっと「面白い部分」を抽出して焙煎して煮詰めて固めたような、
洗練された作品群が読んだ人の心に残りますよ(=´▽`=)

★★★ Excellent!!!

 SF短編の妙。遠い世界で遠くの時間――そんな世界を分かりやすく書き記し、物語テーマを織り込むのはたいへん。ましてそれを面白く可笑しく感動的に。その上で短く!? 正直、短編というものは、物語作成能力と同時に一種違った特殊な能力を要するとしか思えない。ましてそれが次々と。さあ次の作品はなんだなんだ。

★★★ Excellent!!!

多岐にわたるテーマを扱い、コメディからシリアスまで書き分ける筆力に脱帽いたしました。
以下、グっと来た作品について。

第3話「永遠のマチビト」
星新一作品にも似たテイストの物がありましたが、オチの持つ教訓は遥かに強烈でした。
一人類として身につまされる思いです。
第4話「君は時間の牢獄より」
過去があって未来があるのか、未来があるから過去があるのか。
タイトル通り時間がトリックの作品ですが、最後に自由意志がテーマに絡み、非常に深みを感じました。
第5話「目覚める君に残酷な手紙を」
一番好きです。
たった1500文字足らずの文章にもかかわらず、純愛や狂気の愛など、沢山の愛の形が詰め込まれていました。
そして、それを可能とする技術も丁寧に描かれており、SFとしても純愛作品としても深く心に残っています。

私もSFが好きですが、若輩者ゆえ攻殻以後~伊藤計劃あたりのSFしか拝見できておりません。
しかし本作は、これらの世代とは異なる奔放なSFの魅力に溢れていました。
続編、楽しみにしております!

★★★ Excellent!!!

筆者のSF短編集です。

一番印象に残っているのが、まっすぐ惑星。

文も短いので、説明は割愛させて頂きますが、最後の一文に痺れます。

筆者は特に大量の数字を扱う作品を得意としているので、それをラブコメに作用させれば面白くなるのでは、と思いました。

次の作品に期待して、星3つ送らせて頂きます。