あり得る、と思わせてくれる

あるひとつの革新的な発明によって進化する社会、時代に沿って変化していく価値観と倫理観。あるいは、変わってしまう前に自滅する人類。
遥か遠い(もしくは近い)未来、本当に作中の技術が実現したとしたら、人類のたどる結末はこうなるかもしれないと、ある意味で背筋を凍らせてくれます。
フィクションなのに、まるで予言であるかのようなリアリティを思わせる卓越した作品たちです。遠い未来で、簡単に要約された科学史を読んでいる気分になれます。

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