「お前もかい」を含む小説

「お前は山女様に魅入られてしまった」

　ピンクの長髪を二つに結んだ、ワンピース姿の小さな少女。一見するとただの可愛らしい女の子だが、なんと彼女は、ドラゴンを一撃で屠るポテンシャルを秘めていた！ 　そんな彼女は、尻尾…

俺の名前はアルマゲスト＝アウェイク＝アルファ＝オメガ。世界征服と魔王城の再建の為、千年後の世界に蘇った魔王様って設定の冴えない男性Vだ。登録者数百万超えの女性Vがゴロゴロいるヴァ…

　灯りの心もとないバーの片隅、ひとりの男が常連の席に座っていた。 　彼は人呼んで「影を飲む男」。 　誰もが彼の過去を知らぬまま、ただ彼がそれぞれの夜に姿を現し、酒を傾けながら彷徨…

おバカな王太子が国王不在のダンスパーティーで声高々と叫んだ。 ｢お前との婚約を破棄する｣ 婚約者がいながら恋人を作った王太子を咎める者は誰一人としていない。 しかも、王太子恋人を…

普通なんだろ？　目立とうとするなよ 胸の普通に　火をつけろ 俺もお前も　名もなき一人 普通の速さで　普通にダッシュさ 普通普通ってなんだ 特別じゃないことさ 特別ってなんだ 普通…

　三十五度の気温を越える夏のある日。立ち眩みを覚えた瞬間から、柑次の世界は変わっていた。　 　一人暮らしの部屋の中に現れた、もう一人の自分。彼は柑次に剣を突き付けて言った。「心ノ…

「せんぱいがそこまで頼むのでしたら〝仕方なく〟お付き合いをしてあげましょう」 　 勝ち誇ったように言うのは主人公の幼馴染・蝴蝶霞音（こちょうかすね）。 彼女は【夢見姫症候群】と…

これは俺と――お馬鹿な。いや馬鹿。とにかく馬鹿。絶対馬鹿な幼馴染との日常？のお話である。 俺にとっては日常であり。いつもの事なので何も面白いことはない。 なので――俺はなんで記録…

時は25世紀。ある青年に手紙が届いた。 差出人不明で、筆跡も機械フォント。 そこには「満月にの日、お前を殺す」という犯行声明が書かれていた。 殺される理由も分からず、青年は図書館…

「おいジャックロード。お前は私の学友候補なだけで伯爵家の三男だろ。なんで侯爵家のご令嬢の事をいじめているんだ。すごい度胸だな。」 優秀で歯に衣着せぬ言動も将来大物になると評判の…

雨が降る放課後、私に落ちなかった唯一の男子、赤城景虎《あかしろかげと》と共に体育倉庫に閉じ込められてしまった。 気まずいし、どうすればいいかわからない。 焦りと困惑で猫をかぶ…

「婚約破棄したいけど、自分で言うのは怖い。お前が代わりに言って来い」 「……はい！？」 主人の無茶ぶりに対応することになった、従者くんのお話。 ☆「小説家になろう」でも掲載して…

バディトレジャーハンターズの、鏡を巡る冒険？の物語

■３１回電撃大賞一次通過作品 　四天王寺ロダンはファミレスで演劇の脚本を書いていたが、脚本のネタ切れに困り、窓の外をぼんやりと眺めていた。 　彼の視線の先に映るのは下校す…

兄弟杯オータムハンデキャップ出走作品です。 肉体損壊、家庭内暴力、動物虐待の示唆があります。 ◎いつかかならずころしてやるからな。 ○鳳大仁・鳳奏助ほか ▲かみよもきかず〜言霊師…

異世界週間ランキング、226位になりました。ありがとうございます！（12月6日） 男は社会の理不尽の末に亡くなり、決意をする! 今度は俺が権力者、金持ちになり逆に周りを見下…

　 　幼馴染がいた。 　彼女が居なくなってから、友人は一人もいなくなった。 　高校受験、彼女と再会した。 　昔のままだった。

そこは惑星　ラベンダー色の空　３つの衛星　月　 赤い砂漠に　時に白と砂金の入り混じるマーブル上の砂漠に　煌びやかな水晶の丘 黒い石油の小さな泉 六足の半機械化ラクダに乗って　 …

　昭和玩具同好会を作りたかった高校１年生の巻犬百次郎。そんな彼が苦手なのは女性。だが、中学でも後輩で高校までも一緒になった今どきで、どこからどう見ても《陽キャ》纏香里奈は苦手であ…